2025/09/16 16:55
「ゴキブリ出たから助けて」不要不急の“困った110番”が増加傾向 福岡県警通信指令室を取材「緊急の場合に限り110番を」
暮らし
2025/09/16 18:10
市民の安心安全を守る警察への110番通報、その2025年上半期の件数が公表されました。
不要不急の“困った110番”が増えている傾向が明らかになりました。
県内すべての110番通報を受け付ける福岡県警の通信指令室。
県警に去年1年間で寄せられた通報は約61万件にのぼります。
数多くの通報を受け付ける中で県警が頭を痛めているのが不要不急の110番です。
「ゴキブリが出たので助けてほしい」「タクシーが捕まらないので呼んでほしい」など、不要不急の通報は全体の3割に上るといいます。
現場をのぞいてみると、悩ましい実態が明らかになりました。
今回、密着するのは藤村茂警部補(48)、経験豊富なベテランです。
毎日20人ほどで対応にあたる通信指令室。
1分1秒を争う緊迫感の中、迅速かつ冷静に対応していきます。
しかし、この日も…。
◆通報を受ける藤村警部補
「事件ですか、事故ですか」
◆通報者
「夜中に太鼓をたたいている」
「落とし物を拾っていただいた」
不要不急の通報は相次いでいて、今年6月時点で10万917件と去年の同じ時期より4500件あまり増えています。
1日500件、その内容も様々です。
◆通報を受ける藤村警部補
「何が逃げ出した?落ち着いて教えて。文鳥がいなくなったの?ちょっと落ち着いてください。いなくなったのはあなたの文鳥っておっしゃった?ペットの小鳥がいなくなったの?」
通報してきた女性は飼っていた小鳥が逃げ出し、気が動転していました。
◆通報を受ける藤村警部補
「落ち着いてください。(警察署からの電話に)出てくださいよ。切らせていただきます」
◆藤村警部補
「警察的には遺失届になるが、大事なペットだったのでしょう。かなり興奮していた状態で、『急いで来て』と繰り返していたので、『警察署からの電話に出るようにお願いします』と」
3時間の取材で藤村警部補が受けた通報45件のうち、不要不急と判断されたのは20件と4割を超えました。
意外に多かったのは、駐車違反に関する不急の通報でした。
◆福岡県警 通信指令課 堂本将生 警部補
「1秒でも遅れることで、本来助かる方が助からない場合もあるので、緊急の場合に限り110番通報をしてもらいたい」
「飼っていた小鳥が逃げ出した」「夜中に太鼓を叩いている」といった相談はたしかに困っている人からのSOSですが、あくまで110番通報は人命に関わる際の緊急の窓口です。
警察は、緊急でない場合は警察署に問い合わせるか、相談専用ダイヤル「#9110」に連絡してほしいと改めて呼びかけています。
不要不急の“困った110番”が増えている傾向が明らかになりました。
県内すべての110番通報を受け付ける福岡県警の通信指令室。
県警に去年1年間で寄せられた通報は約61万件にのぼります。
数多くの通報を受け付ける中で県警が頭を痛めているのが不要不急の110番です。
「ゴキブリが出たので助けてほしい」「タクシーが捕まらないので呼んでほしい」など、不要不急の通報は全体の3割に上るといいます。
現場をのぞいてみると、悩ましい実態が明らかになりました。
今回、密着するのは藤村茂警部補(48)、経験豊富なベテランです。
毎日20人ほどで対応にあたる通信指令室。
1分1秒を争う緊迫感の中、迅速かつ冷静に対応していきます。
しかし、この日も…。
◆通報を受ける藤村警部補
「事件ですか、事故ですか」
◆通報者
「夜中に太鼓をたたいている」
「落とし物を拾っていただいた」
不要不急の通報は相次いでいて、今年6月時点で10万917件と去年の同じ時期より4500件あまり増えています。
1日500件、その内容も様々です。
◆通報を受ける藤村警部補
「何が逃げ出した?落ち着いて教えて。文鳥がいなくなったの?ちょっと落ち着いてください。いなくなったのはあなたの文鳥っておっしゃった?ペットの小鳥がいなくなったの?」
通報してきた女性は飼っていた小鳥が逃げ出し、気が動転していました。
◆通報を受ける藤村警部補
「落ち着いてください。(警察署からの電話に)出てくださいよ。切らせていただきます」
◆藤村警部補
「警察的には遺失届になるが、大事なペットだったのでしょう。かなり興奮していた状態で、『急いで来て』と繰り返していたので、『警察署からの電話に出るようにお願いします』と」
3時間の取材で藤村警部補が受けた通報45件のうち、不要不急と判断されたのは20件と4割を超えました。
意外に多かったのは、駐車違反に関する不急の通報でした。
◆福岡県警 通信指令課 堂本将生 警部補
「1秒でも遅れることで、本来助かる方が助からない場合もあるので、緊急の場合に限り110番通報をしてもらいたい」
「飼っていた小鳥が逃げ出した」「夜中に太鼓を叩いている」といった相談はたしかに困っている人からのSOSですが、あくまで110番通報は人命に関わる際の緊急の窓口です。
警察は、緊急でない場合は警察署に問い合わせるか、相談専用ダイヤル「#9110」に連絡してほしいと改めて呼びかけています。
市民の安心安全を守る警察への110番通報、その2025年上半期の件数が公表されました。
不要不急の“困った110番”が増えている傾向が明らかになりました。
不要不急の“困った110番”が増えている傾向が明らかになりました。
県内すべての110番通報を受け付ける福岡県警の通信指令室。
県警に去年1年間で寄せられた通報は約61万件にのぼります。
数多くの通報を受け付ける中で県警が頭を痛めているのが不要不急の110番です。
「ゴキブリが出たので助けてほしい」「タクシーが捕まらないので呼んでほしい」など、不要不急の通報は全体の3割に上るといいます。
県警に去年1年間で寄せられた通報は約61万件にのぼります。
数多くの通報を受け付ける中で県警が頭を痛めているのが不要不急の110番です。
「ゴキブリが出たので助けてほしい」「タクシーが捕まらないので呼んでほしい」など、不要不急の通報は全体の3割に上るといいます。
現場をのぞいてみると、悩ましい実態が明らかになりました。
今回、密着するのは藤村茂警部補(48)、経験豊富なベテランです。
毎日20人ほどで対応にあたる通信指令室。
1分1秒を争う緊迫感の中、迅速かつ冷静に対応していきます。
今回、密着するのは藤村茂警部補(48)、経験豊富なベテランです。
毎日20人ほどで対応にあたる通信指令室。
1分1秒を争う緊迫感の中、迅速かつ冷静に対応していきます。
しかし、この日も…。
◆通報を受ける藤村警部補
「事件ですか、事故ですか」
◆通報者
「夜中に太鼓をたたいている」
「落とし物を拾っていただいた」
不要不急の通報は相次いでいて、今年6月時点で10万917件と去年の同じ時期より4500件あまり増えています。
1日500件、その内容も様々です。
◆通報を受ける藤村警部補
「事件ですか、事故ですか」
◆通報者
「夜中に太鼓をたたいている」
「落とし物を拾っていただいた」
不要不急の通報は相次いでいて、今年6月時点で10万917件と去年の同じ時期より4500件あまり増えています。
1日500件、その内容も様々です。
◆通報を受ける藤村警部補
「何が逃げ出した?落ち着いて教えて。文鳥がいなくなったの?ちょっと落ち着いてください。いなくなったのはあなたの文鳥っておっしゃった?ペットの小鳥がいなくなったの?」
通報してきた女性は飼っていた小鳥が逃げ出し、気が動転していました。
◆通報を受ける藤村警部補
「落ち着いてください。(警察署からの電話に)出てくださいよ。切らせていただきます」
◆藤村警部補
「警察的には遺失届になるが、大事なペットだったのでしょう。かなり興奮していた状態で、『急いで来て』と繰り返していたので、『警察署からの電話に出るようにお願いします』と」
「何が逃げ出した?落ち着いて教えて。文鳥がいなくなったの?ちょっと落ち着いてください。いなくなったのはあなたの文鳥っておっしゃった?ペットの小鳥がいなくなったの?」
通報してきた女性は飼っていた小鳥が逃げ出し、気が動転していました。
◆通報を受ける藤村警部補
「落ち着いてください。(警察署からの電話に)出てくださいよ。切らせていただきます」
◆藤村警部補
「警察的には遺失届になるが、大事なペットだったのでしょう。かなり興奮していた状態で、『急いで来て』と繰り返していたので、『警察署からの電話に出るようにお願いします』と」
3時間の取材で藤村警部補が受けた通報45件のうち、不要不急と判断されたのは20件と4割を超えました。
意外に多かったのは、駐車違反に関する不急の通報でした。
意外に多かったのは、駐車違反に関する不急の通報でした。
◆福岡県警 通信指令課 堂本将生 警部補
「1秒でも遅れることで、本来助かる方が助からない場合もあるので、緊急の場合に限り110番通報をしてもらいたい」
「1秒でも遅れることで、本来助かる方が助からない場合もあるので、緊急の場合に限り110番通報をしてもらいたい」
「飼っていた小鳥が逃げ出した」「夜中に太鼓を叩いている」といった相談はたしかに困っている人からのSOSですが、あくまで110番通報は人命に関わる際の緊急の窓口です。
警察は、緊急でない場合は警察署に問い合わせるか、相談専用ダイヤル「#9110」に連絡してほしいと改めて呼びかけています。
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