大型トラックで歩行者の女性を“ひき逃げ” ４５歳の運転手の男を逮捕 「信じられません」と容疑否認もトラックの底には血の跡　福岡市東区

７日早朝、福岡市東区で歩行者の女性を大型トラックでひいて死亡させた上、逃げた疑いで、トラック運転手の男が逮捕されました。
過失運転致死とひき逃げの疑いで逮捕されたのは、福岡市東区のトラック運転手・千種一樹容疑者（４５）です。
警察によりますと、千種容疑者は７日午前５時半ごろ、福岡市東区箱崎ふ頭で２５トントラックを運転して運送会社の敷地から車道に出る際、歩道を歩いていた粕屋町のパート従業員・山本照代さん（５８）をひき、第２車線まで引きずって死亡させた上、そのまま逃げた疑いです。
周辺の聞き込みや防犯カメラの映像から走り去ったトラックを割り出し、逮捕に至りました。
トラックのドライブレコーダーには、山本さんをひく様子が映っていたほか、車体の底には血の跡が付いていたということですが、千種容疑者は「事故を起こしたと気付いていなかった」「信じられません」などと、容疑を否認しています。