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試験監督の職員が終了時刻を“勘違い” 検定試験が不成立に 実施手順が“担当者任せ”で事前にチェックできず 福岡の高等技術専門校

暮らし

10時間前

福岡県内の高等技術専門校で10月に行われた「計算実務能力検定」をめぐり、試験監督をしていた職員が試験終了時刻を間違え、試験が不成立になっていたことがわかりました。

県によりますと10月4日、田川高等技術専門校で「計算実務能力検定2級」の試験が行われ、専門校の訓練生10人が受験しました。

専門校の職員が試験監督に当たり検定試験は午前9時から開始しましたが、所定の試験時間である50分を超えた9時58分ごろに別の職員が試験時間を超えていることを指摘し、10時に終えました。

その後、試験の主催団体からこの検定試験は不成立になったとの連絡がありました。

専門校では試験の実施手順を上司が確認する仕組みになっておらず、担当者任せになっていて、試験前位に職員の誤った思い込みに気づかなかったということです。

専門校は訓練生に検定試験が不成立になったことを伝えるとともに謝罪しました。

県は、主催団体が定める手順に基づき、試験の開始や終了などの重要な事項については上司が事前確認するとともに、当日の担当者による確認を確実にして再発防止を図るとしています。

計算実務能力検定は、経理担当者として必要な超表計算など計算実務の能力を測る検定で、1級から3級までに分かれています。

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