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議長・副議長・会長…“名指し”の幹部5人中4人が辞職や辞任 止まらぬ“ドミノ”に揺れる福岡の自民党 信頼回復への道筋は

政治・行政

1時間前

正副議長ポストをめぐる金銭授受疑惑などをめぐり批判の声が高まる福岡県議会で、渦中にいる最大会派、自民党県議団の幹部らの辞職や役職の辞任が相次いでいます。
5日午後、自民党福岡県連で開かれた臨時の執行部会。

注目されたのは県連トップ、松本国寛会長の進退です。

◆自民党福岡県連 松本国寛 会長(5日)
「執行部会の皆さん方に私の考えを聞いていただいて、そして皆さんと一緒になって信頼回復の一歩を踏み出していきたい」
2ヵ月前にTNCのカメラの前で吉松源昭県議が告発した正副議長ポストを巡る金銭授受疑惑。

◆吉松源昭 県議(7月4日)
「私も結局カツアゲされたようなものだと」


吉松県議が現金を手渡した相手として名指ししたのは県議会の最大会派、自民党県議団の蔵内勇夫氏を頂点とする幹部5人でした。
そのうちの1人、中尾正幸前副議長は…。

◆中尾正幸副議長(当時)(7月6日)
「(音声データの声は)よく似ているが記憶にない。6年前で。そもそもお金を受け取っていないので」

◆音声データ
「ちょっとね大金やけんね、管理しとかんと」

吉松県議とのやりとりを録音した音声データが公開されましたが、中尾氏は疑惑を完全否定。

しかしその後、県政を混乱させた責任を取るとして、7月24日に議員を辞職しました。

また自民党県議団の会長を務めていた松尾統章県議は…。

◆松尾統章 県議(7月30日)
「正直、やってよかったと思っています」

熊本地震の発生直後に政治資金パーティを開いたことやその後の「やってよかった」発言などに批判が相次ぎ、8月7日に会長職を辞任しました。
そして、8月25日には。

◆蔵内勇夫 議長(当時)
「福岡県議会議長、そして福岡県議会議員も辞職いたします」

県議会のドンとも呼ばれた蔵内議長も「自身の進退を巡って、混乱が続くことは本意ではない」として議員辞職しました。
一連の問題をめぐり辞職や役職の辞任が相次ぐ中、進退が注目されていたのが3人と同じく県議で自民党福岡県連の会長を務める松本国寛氏です。

◆自民党福岡県連 松本国寛会長(7月14日)
「報道を見てびっくりしている。そういった事実は全くございません」

松本会長は8月、自民党本部から「このままでは来春の県議選で現職全員に公認を出せない」と通告され、信頼回復に向けた自浄作用を求められていました。

そして5日、開かれた臨時の執行部会で自身の進退に言及しました。
◆自民党福岡県連 松本国寛 会長(5日)
「本日、県連執行部会において、私から県連会長を辞任をする意向をお伝えいたしました。信頼回復のためには県連として、県議団に対する調査をしなければいけない。私が主導しながら行うというのは、県民の皆さまの信頼を得ることができない」

松本会長は、県連として金銭授受疑惑を調査することを明らかにした上で「当事者である自分が主導するのは難しい」と会長職の辞任を表明しました。
後任は今後行われる県連内の選挙で決まり、松本会長はそのタイミングで辞任するということです。

福岡県連では長年、県議が会長を務めてきましたが、執行部会では後任について、「県議ではない方がいい」という意見も出ました。

◆北九州市 日野雄二 市議
「『県連会長は国会議員に戻すべきではないか』と言った。それ(悪しき慣習)が残った原因にも、県連会長が県議会議員から出ているというのもある」
一方、国会議員として執行部会に出席した古賀篤衆院議員は…

◆古賀篤 衆院議員
「『(後任は)国会議員で』という声は、きょう複数あった。国会議員だから変えられるというわけでもないと思うので、誰がふさわしいのか、その中で国会議員はどういう役割を果たせるのかは議論して進めていきたい」

松本会長は週内にも再び党本部を訪れ、自身の辞任や新体制による調査について報告するとしています。

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