福岡市　ペシャワール会が活動報告　中村医師の遺志継ぎアフガニスタン支援　深刻な干ばつ続く

２０１９年凶弾に倒れた中村哲医師の志を継ぎアフガニスタンで支援を続ける「ペシャワール会」が活動報告会を開きました。

福岡市の城南市民センターで開かれた報告会には会員など約２２０人が集まりました。

４日は中村哲医師とアフガニスタンで支援活動を共にした藤田千代子さんが登壇し用水路建設の状況や現地の医療体制などについて報告しました。

ペシャワール会によりますと現在もアフガニスタンでは多くの地域で深刻な干ばつが続いていて作物の収穫が難しく食料不足が問題となっています。

会場では現地の医療支援団体のメンバーなどからのビデオメッセージが紹介され、ペシャワール会のサポートに対して感謝の意を述べていました。

藤田さんは「これからも地元の方が自立して生活できるよう活動を続けたい」と話しました。