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リアルすぎる!「ウサギ」ドーナツ SNSで人気の“動物”焼き菓子 “肉球まで再現”の職人技 【福岡】

暮らし

2022/12/26 14:30

サムネイル
2023年は「卯年」。

干支のウサギをかたどった、本物そっくりな焼き菓子が出来ました。

ピンと立った耳につぶらな瞳ー。

お尻には丸い尻尾も付いて、今にも動き出しそうです。

食べるのを躊躇してしまうほどのクオリティ。

2023年の干支・ウサギの『焼きドーナツ』です。

作ったのはー

◆八菓堂 にゅうとらるさん
「ネザーランド ドワーフという(ウサギの)品種をモチーフにした」

にゅうとらるさんは、福岡市東区の自宅に設けた工房で焼き菓子を製造していて、2023年の干支のウサギの他にも、これまでにさまざまな動物の立体焼きドーナツを作っています。

こちらは、タヌキの焼きドーナツ。

愛らしい垂れ目に、特徴的な模様が巧みに再現されています。

一方、こちらはカピバラです。

癒やし系のとぼけた表情や、ポテっとした後ろ姿ー

毛並みまで作り込むこだわりよう。

ひっくり返すと、足の裏の肉球まで忠実に再現されています。

にゅーとらるさん渾身の動物ドーナツ、SNSを見てみるとー

<SNSへの書き込み>
「リアルすぎる」
「こんなにかわいいドーナツ初めて見た!」

大きな反響を呼んでいます。

◆八菓堂 にゅうとらるさん
「最初は大牟田市の動物園で『ズーフェス』というイベントで、『何かお菓子を(作って)』と言われて、子供に見せるなら逆に手を抜いちゃいけないと思って。作っちゃいますね、頑張って」

まるで彫刻作品のような動物ドーナツ作りは、実物を忠実にとらえた「型」を作るところから始まります。

◆八菓堂 にゅうとらるさん
「ウサギの形にして彫って、こちらで型を作るんですよね」

シリコンで作ったウサギの型に入れるのは、色の異なる2種類の生地です。

ウサギの柄に合わせて、絵を描くように生地を入れていきます。

◆八菓堂 にゅうとらるさん
「ほっぺの下の部分から、白いので塗り込んでいきます。こちらは茶色を出すためにキャラメルのペーストを練り込んでいます」

型に入れた生地をオーブンで焼きあげるとー

◆八菓堂 にゅうとらるさん
「さあどうでしょうか。成功ですね、キレイに抜けています」

仕上げに焼き印で目と口を付け、ウサギのドーナツの完成です。

◆八菓堂 にゅうとらるさん
「ウサギっぽい口になりました。80点かな」

通常は、構想から完成まで1年ほどかかるというところですが、干支のウサギは卯年に間に合うよう、10日で完成させました。

◆八菓堂 にゅうとらるさん
「(新年に)間に合ってよかったです。(卯年は)飛躍できたらいいですね。いま溜まっている仕事を全部消化したいです」

SNSで人気が広がる、にゅーとらるさんの最新作。

間近に迫った新年も、ますます忙しくなりそうです。

(TNC報道ワイド「記者のチカラ」 2022年12月23日OAより)

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