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0歳児を“圧迫し肝破裂” 殺人などの罪で36歳母親を起訴 逮捕時「心臓マッサージしただけ」と否認

2023/10/06 18:00

去年5月、福岡県大野城市の自宅で生後8カ月の息子の胸などを強く圧迫して殺害したなどとして、36歳の母親が殺人と傷害の罪で起訴されました。

起訴されたのは、太宰府市の無職・井上徳子被告(36)です。

起訴状によりますと、井上被告は去年5月、当時住んでいた大野城市のマンションで生後8カ月の息子・新大ちゃんの胸や腹を強く圧迫して殺害したとされています。

新大ちゃんの体には複数の皮下出血や骨折が確認されていて、死因は肝破裂でした。

また、井上被告は2016年、当時住んでいた福岡県筑紫野市の自宅などで別の実の子の腕などにかみつきケガをさせたとされています。

井上被告は逮捕された後、福岡地検が事件当時の精神状態を調べるための鑑定留置を行っていて、その結果などを受け、10月6日付けで起訴しました。

福岡地検は井上被告の認否を明らかにしていませんが、逮捕後の警察の調べには「心臓マッサージをしただけ」という趣旨の供述をし容疑を否認していました。

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