「クーリングオフできない」給湯管工事の契約で“ウソの説明”　特定商取引法違反の疑い　設備工事会社を家宅捜索　福岡市

給湯管工事の契約を巡り、福岡市の設備工事会社の幹部3人が逮捕された事件で、警察はこの会社の家宅捜索を行いました。

特定商取引法違反の疑いで家宅捜索が行われているのは、福岡市東区の設備工事会社「イトケン」です。



この事件は今年3月、福岡県内の男性と給湯管工事の契約の際に本来できるはずのクーリングオフができないとウソの説明でだました疑いで、松木成元容疑者(41)らイトケンの幹部3人が逮捕されたものです。

イトケンは、水回りの無料点検を持ちかけ高齢者の自宅などを訪問していたということで、消費生活センターや警察には約350件の相談が寄せられていました。

去年11月から今年6月までの売り上げは約4億5000万円に上るということで、警察は押収した資料を分析し事件の全容解明を進める方針です。