車にはねられ約20メートル飛ばされる　高齢女性が意識不明　運転の男（74）「よそ見していた」　福岡・北九州市

福岡県北九州市で28日午前、道路を横断中の高齢女性が車にはねられ、女性は意識不明の重体です。

車を運転していた男が現行犯逮捕されました。

八幡東警察署によりますと、28日午前10時ごろ、北九州市八幡東区祇園の交差点で横断歩道を横断中の高齢女性が、走ってきた軽乗用車にはねられました。

はねられたのは八幡東区の無職の女性（92）で、20メートルほど先まで飛ばされて頭などを打ち、病院に運ばれて手当てを受けていますが意識不明の重体です。

警察は車を運転していた八幡西区の無職、渡辺富美生容疑者（74）を過失運転致傷の現行犯で逮捕しました。

調べに対し渡辺容疑者は「よそ見をしていて、ぶつかって気づいた」などと話しているということです。

現場は信号機のない横断歩道で、車がブレーキをかけた跡はないということです。

警察は当時の状況をさらに詳しく調べています。