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久留米市の住基人口30万人割れ…広域合併後初めて コロナ禍で自然減大きく「直ちに行政サービス変わらない」 福岡

政治・行政

2025/02/07 15:00

福岡県久留米市は7日、住民基本台帳による2月1日現在の人口が30万人を下回ったと発表しました。

30万人を切るのは2005年の広域合併後初めてです。

久留米市によりますと住民基本台帳による2月1日現在の人口は29万9663人と前の月を536人下回り、30万人を切りました。

久留米市は2005年に田主丸町、北野町、城島町、三潴町と広域合併後、人口は2013年から4年連続で増加しましたが、それ以降は年々減少傾向が続いていて、30万人を切るのは広域合併後初めてです。

転入と転出に伴う人口変動はおおむねプラスで推移している一方で、コロナ禍での出生者数の急減などで出生者数が死亡者数を下回り「自然減」の幅が大きくなったことが要因だということです。

久留米市は広域合併で人口が30万人を超えたことから2008年に中核市に移行し、その際に市民生活に身近な事務が県から委譲されましたが、市は今回30万人を割ったことで直ちに行政サービスが変化することはないとしています。

原口新五市長は「住みやすいまちづくりに鋭意取り組み、定住人口の維持に努めてきましたので、当面の目標であった30万という水準を下回ったことを残念に思っています」とした上で「人口は都市の活力を創り出す要素の一つであり、これからも人口の維持に努めるとともに、安心して住み続けられる持続可能なまちづくりを進めてまいりいます」とコメントしています。

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