4時間前
【参院選】大学生と考える「投票先の絞り方」 鈴木哲夫さんが提唱する「争点表」を試してみたら 福岡
政治・行政
3時間前
7月20日に投開票が行われる参議院議員選挙。
候補者が乱立し「どうやって投票先を決めればいいのか」という声も聞かれます。
そこで投票先を絞る、ある方法を大学生に試してもらいました。
改選定数3の福岡選挙区には、前回の参院選に次いで過去2番目に多い13人が立候補。
各党の政策やそれぞれの主張などをめぐり、論戦を繰り広げています。
ただ候補が乱立し、どの候補、どの政党に投票すれば良いのか分からない、という声が多いのも事実です。
そうした中、ジャーナリストの鈴木哲夫さんが提唱するのは「争点表を作ること」。
とはいってもそれほど難しく考える必要はありません。
◆ジャーナリスト 鈴木哲夫 氏
「この紙に乱数表みたいなのを書く」
横軸には政党を、縦軸には政策、つまり争点を書きます。
◆ジャーナリスト 鈴木哲夫 氏
「(縦軸は)自分が気になっている争点を1位から5位までの順番で書きます。大事なのはここです。争点はあなたが決める。例えば僕はひとつは年金なんですね。2番目はみんなもう忘れたかも知れないけど裏金問題」
重視する争点をあげたら、各政党がその問題にどんな公約をかかげているのか調べていきます。
最も自分の考えに近い党には「〇」=3点を、次に評価できる党には「△」=1点をつけていきます。
争点に順位を付けたのにはこんな理由が…。
◆ジャーナリスト 鈴木哲夫 氏
「実はボーナス点っていうのがあって、僕が一番気にしているのは年金ですから、年金で一番だった人にはプラス5点をあげましょう」
1位の争点にはボーナスで5点を、2位以下は4点、3点と加点していきます。
こうして集計していくと…
◆ジャーナリスト 鈴木哲夫 氏
「どうやって投票するか一発でここですよね」
得点が一番高かったところがあなたの投票先となるわけです。
この「鈴木式争点表」をさっそく、九州大学法学部の学生たちに試してもらいました。
◆記者
「みなさんに自分が選挙で大事だと思う争点・政策を5つ挙げてもらいます」
<学生のやりとり>
「ガソリンはでも本当に大事じゃないですか。やっぱり地方は車がないと」
「少子高齢化は改善したほうがいいと思う。どう考えてもやばいもん」
「どうしよう、消費税か迷うな」
学生たちは意見交換をしながら、それぞれが考える5つの争点を記入しました。
「最初が消費税減税で、次がガソリン税…」
「一番は手取りを増やす、『時給』って書いた」
争点を絞ったあとは新聞やテレビなどの媒体を使って、各政党がどういう公約を掲げているのか念入りに調べます。
「どっちがいいか分からん」
「何が?」
「給付か減税か。給付か減税かでまず分けたとして、減税がいいやって思うとするやん、食品を減税するにも1年とか2年とかいろいろある。そこの善し悪しはどうやって決めてるの?」
「時限的減税は俺反対だから、それは除外」
お互いに意見を交わしながら、1時間ほどで表が完成しました。
◆3年生 徳永充希さん
「選挙に行きたくないじゃなくて、決まっていないから行くのが難しい。行く意識が浮かばないっていう人たちがいるので、こういう方法がある程度広まってくれると、決まってない人たちもとても決めやすいなと思いました」
◆3年生 前田幸奈さん
「そもそもこの制度に対する元の知識が足りないから判断できない、反応できなくて選べないって感じだったので、もっとニュースを見ないといけないなと思いました」
◆3年生 池宮一心さん
「こうやって数値化してみると、自分の良い投票先をこうやって見つけることができて、すごい良い経験になったと思います」
さまざまな情報の中から自分の投票先を見つけ出す手助けとなる「鈴木式争点表」。
選挙をもっと身近なものとして考えるきっかけになるかもしれません。
候補者が乱立し「どうやって投票先を決めればいいのか」という声も聞かれます。
そこで投票先を絞る、ある方法を大学生に試してもらいました。
改選定数3の福岡選挙区には、前回の参院選に次いで過去2番目に多い13人が立候補。
各党の政策やそれぞれの主張などをめぐり、論戦を繰り広げています。
ただ候補が乱立し、どの候補、どの政党に投票すれば良いのか分からない、という声が多いのも事実です。
そうした中、ジャーナリストの鈴木哲夫さんが提唱するのは「争点表を作ること」。
とはいってもそれほど難しく考える必要はありません。
◆ジャーナリスト 鈴木哲夫 氏
「この紙に乱数表みたいなのを書く」
横軸には政党を、縦軸には政策、つまり争点を書きます。
◆ジャーナリスト 鈴木哲夫 氏
「(縦軸は)自分が気になっている争点を1位から5位までの順番で書きます。大事なのはここです。争点はあなたが決める。例えば僕はひとつは年金なんですね。2番目はみんなもう忘れたかも知れないけど裏金問題」
重視する争点をあげたら、各政党がその問題にどんな公約をかかげているのか調べていきます。
最も自分の考えに近い党には「〇」=3点を、次に評価できる党には「△」=1点をつけていきます。
争点に順位を付けたのにはこんな理由が…。
◆ジャーナリスト 鈴木哲夫 氏
「実はボーナス点っていうのがあって、僕が一番気にしているのは年金ですから、年金で一番だった人にはプラス5点をあげましょう」
1位の争点にはボーナスで5点を、2位以下は4点、3点と加点していきます。
こうして集計していくと…
◆ジャーナリスト 鈴木哲夫 氏
「どうやって投票するか一発でここですよね」
得点が一番高かったところがあなたの投票先となるわけです。
この「鈴木式争点表」をさっそく、九州大学法学部の学生たちに試してもらいました。
◆記者
「みなさんに自分が選挙で大事だと思う争点・政策を5つ挙げてもらいます」
<学生のやりとり>
「ガソリンはでも本当に大事じゃないですか。やっぱり地方は車がないと」
「少子高齢化は改善したほうがいいと思う。どう考えてもやばいもん」
「どうしよう、消費税か迷うな」
学生たちは意見交換をしながら、それぞれが考える5つの争点を記入しました。
「最初が消費税減税で、次がガソリン税…」
「一番は手取りを増やす、『時給』って書いた」
争点を絞ったあとは新聞やテレビなどの媒体を使って、各政党がどういう公約を掲げているのか念入りに調べます。
「どっちがいいか分からん」
「何が?」
「給付か減税か。給付か減税かでまず分けたとして、減税がいいやって思うとするやん、食品を減税するにも1年とか2年とかいろいろある。そこの善し悪しはどうやって決めてるの?」
「時限的減税は俺反対だから、それは除外」
お互いに意見を交わしながら、1時間ほどで表が完成しました。
◆3年生 徳永充希さん
「選挙に行きたくないじゃなくて、決まっていないから行くのが難しい。行く意識が浮かばないっていう人たちがいるので、こういう方法がある程度広まってくれると、決まってない人たちもとても決めやすいなと思いました」
◆3年生 前田幸奈さん
「そもそもこの制度に対する元の知識が足りないから判断できない、反応できなくて選べないって感じだったので、もっとニュースを見ないといけないなと思いました」
◆3年生 池宮一心さん
「こうやって数値化してみると、自分の良い投票先をこうやって見つけることができて、すごい良い経験になったと思います」
さまざまな情報の中から自分の投票先を見つけ出す手助けとなる「鈴木式争点表」。
選挙をもっと身近なものとして考えるきっかけになるかもしれません。
7月20日に投開票が行われる参議院議員選挙。
候補者が乱立し「どうやって投票先を決めればいいのか」という声も聞かれます。
そこで投票先を絞る、ある方法を大学生に試してもらいました。
候補者が乱立し「どうやって投票先を決めればいいのか」という声も聞かれます。
そこで投票先を絞る、ある方法を大学生に試してもらいました。
改選定数3の福岡選挙区には、前回の参院選に次いで過去2番目に多い13人が立候補。
各党の政策やそれぞれの主張などをめぐり、論戦を繰り広げています。
ただ候補が乱立し、どの候補、どの政党に投票すれば良いのか分からない、という声が多いのも事実です。
ただ候補が乱立し、どの候補、どの政党に投票すれば良いのか分からない、という声が多いのも事実です。
そうした中、ジャーナリストの鈴木哲夫さんが提唱するのは「争点表を作ること」。
とはいってもそれほど難しく考える必要はありません。
とはいってもそれほど難しく考える必要はありません。
◆ジャーナリスト 鈴木哲夫 氏
「この紙に乱数表みたいなのを書く」
横軸には政党を、縦軸には政策、つまり争点を書きます。
◆ジャーナリスト 鈴木哲夫 氏
「(縦軸は)自分が気になっている争点を1位から5位までの順番で書きます。大事なのはここです。争点はあなたが決める。例えば僕はひとつは年金なんですね。2番目はみんなもう忘れたかも知れないけど裏金問題」
重視する争点をあげたら、各政党がその問題にどんな公約をかかげているのか調べていきます。
最も自分の考えに近い党には「〇」=3点を、次に評価できる党には「△」=1点をつけていきます。
「この紙に乱数表みたいなのを書く」
横軸には政党を、縦軸には政策、つまり争点を書きます。
◆ジャーナリスト 鈴木哲夫 氏
「(縦軸は)自分が気になっている争点を1位から5位までの順番で書きます。大事なのはここです。争点はあなたが決める。例えば僕はひとつは年金なんですね。2番目はみんなもう忘れたかも知れないけど裏金問題」
重視する争点をあげたら、各政党がその問題にどんな公約をかかげているのか調べていきます。
最も自分の考えに近い党には「〇」=3点を、次に評価できる党には「△」=1点をつけていきます。
争点に順位を付けたのにはこんな理由が…。
◆ジャーナリスト 鈴木哲夫 氏
「実はボーナス点っていうのがあって、僕が一番気にしているのは年金ですから、年金で一番だった人にはプラス5点をあげましょう」
1位の争点にはボーナスで5点を、2位以下は4点、3点と加点していきます。
こうして集計していくと…
◆ジャーナリスト 鈴木哲夫 氏
「どうやって投票するか一発でここですよね」
得点が一番高かったところがあなたの投票先となるわけです。
◆ジャーナリスト 鈴木哲夫 氏
「実はボーナス点っていうのがあって、僕が一番気にしているのは年金ですから、年金で一番だった人にはプラス5点をあげましょう」
1位の争点にはボーナスで5点を、2位以下は4点、3点と加点していきます。
こうして集計していくと…
◆ジャーナリスト 鈴木哲夫 氏
「どうやって投票するか一発でここですよね」
得点が一番高かったところがあなたの投票先となるわけです。
この「鈴木式争点表」をさっそく、九州大学法学部の学生たちに試してもらいました。
◆記者
「みなさんに自分が選挙で大事だと思う争点・政策を5つ挙げてもらいます」
<学生のやりとり>
「ガソリンはでも本当に大事じゃないですか。やっぱり地方は車がないと」
「少子高齢化は改善したほうがいいと思う。どう考えてもやばいもん」
「どうしよう、消費税か迷うな」
学生たちは意見交換をしながら、それぞれが考える5つの争点を記入しました。
「最初が消費税減税で、次がガソリン税…」
「一番は手取りを増やす、『時給』って書いた」
◆記者
「みなさんに自分が選挙で大事だと思う争点・政策を5つ挙げてもらいます」
<学生のやりとり>
「ガソリンはでも本当に大事じゃないですか。やっぱり地方は車がないと」
「少子高齢化は改善したほうがいいと思う。どう考えてもやばいもん」
「どうしよう、消費税か迷うな」
学生たちは意見交換をしながら、それぞれが考える5つの争点を記入しました。
「最初が消費税減税で、次がガソリン税…」
「一番は手取りを増やす、『時給』って書いた」
争点を絞ったあとは新聞やテレビなどの媒体を使って、各政党がどういう公約を掲げているのか念入りに調べます。
「どっちがいいか分からん」
「何が?」
「給付か減税か。給付か減税かでまず分けたとして、減税がいいやって思うとするやん、食品を減税するにも1年とか2年とかいろいろある。そこの善し悪しはどうやって決めてるの?」
「時限的減税は俺反対だから、それは除外」
お互いに意見を交わしながら、1時間ほどで表が完成しました。
「何が?」
「給付か減税か。給付か減税かでまず分けたとして、減税がいいやって思うとするやん、食品を減税するにも1年とか2年とかいろいろある。そこの善し悪しはどうやって決めてるの?」
「時限的減税は俺反対だから、それは除外」
お互いに意見を交わしながら、1時間ほどで表が完成しました。
◆3年生 徳永充希さん
「選挙に行きたくないじゃなくて、決まっていないから行くのが難しい。行く意識が浮かばないっていう人たちがいるので、こういう方法がある程度広まってくれると、決まってない人たちもとても決めやすいなと思いました」
◆3年生 前田幸奈さん
「そもそもこの制度に対する元の知識が足りないから判断できない、反応できなくて選べないって感じだったので、もっとニュースを見ないといけないなと思いました」
◆3年生 池宮一心さん
「こうやって数値化してみると、自分の良い投票先をこうやって見つけることができて、すごい良い経験になったと思います」
さまざまな情報の中から自分の投票先を見つけ出す手助けとなる「鈴木式争点表」。
選挙をもっと身近なものとして考えるきっかけになるかもしれません。
「選挙に行きたくないじゃなくて、決まっていないから行くのが難しい。行く意識が浮かばないっていう人たちがいるので、こういう方法がある程度広まってくれると、決まってない人たちもとても決めやすいなと思いました」
◆3年生 前田幸奈さん
「そもそもこの制度に対する元の知識が足りないから判断できない、反応できなくて選べないって感じだったので、もっとニュースを見ないといけないなと思いました」
◆3年生 池宮一心さん
「こうやって数値化してみると、自分の良い投票先をこうやって見つけることができて、すごい良い経験になったと思います」
さまざまな情報の中から自分の投票先を見つけ出す手助けとなる「鈴木式争点表」。
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