防犯カメラに映った“釣りざお泥棒”　52歳男を逮捕　2本で11万円相当「いいさおだなと思って」　福岡・久留米市

1月に福岡県久留米市の住宅の敷地内から釣りざお2本を盗んだ疑いで、近くに住む自営業の男が逮捕されました。

防犯カメラが捉えた犯行の映像には、犯人が玄関前に置かれていた2本の釣りざおを手に取り、小走りで逃げて行く様子が映っています。

警察によりますと、その後、この映像をニュースなどで見た被害者の知人から犯人と似た男の情報が寄せられ、捜査を進めていました。

そして12日、男の自宅を捜索したところ、盗まれたものと特徴が一致する釣りざお2本が見つかり、逮捕に至ったということです。



逮捕されたのは、近くに住む自営業・村上十(むらかみ・つなし)容疑者(52)で、1月19日午後6時20分ごろ、久留米市内の住宅の敷地内から釣りざお2本、時価合わせて11万円相当を盗んだ疑いです。

調べに対し、村上容疑者は「たまたま車で通りかかった際に、『いいさおだな』と思って盗んでしまった」などと容疑を認めているということです。