2025/02/18 12:00
トランポリン汚職 収賄容疑で逮捕の元福岡県議 2019年当時の知事に「跳びにお越しいただけたら」 2022年度の事業予算は1億8000万円に
事件・事故
2025/02/18 17:00
17日、元福岡県議会議員の男が逮捕された福岡県の助成事業を巡る贈収賄事件。
男が金銭を受け取る約束を書面に残していたことなどが新たに分かりました。
18日、収賄の疑いで送検された元福岡県議会議員の片岡誠二容疑者(58)。
2015年の県議選で初当選後、自民党会派に所属し、落選する2023年までに県のスポーツ議員連盟事務局長などを務めていました。
収賄の温床となったのは、片岡容疑者が推し進めた健康器具「ケア・トランポリン」を使った県の助成事業でした。
警察によりますと、片岡容疑者は県議だった2022年、この助成事業で予算が可決されるように便宜を図ったことなどの見返りに北九州市の健康器具販売会社の代表・鬼木義美(66)容疑者から現金約2800万円を受け取った疑いです。
◆片岡誠二 容疑者(2019年 県議会)
「高齢者の健康作りや閉じこもり予防、認知症予防等の効果を目的に市内30箇所の公民館でケア・トランポリン教室を実施している。ところで小川(前)知事、故郷訪問という形で、是非ケア・トランポリンを跳びにお越しいただけたらなと思います」
片岡容疑者からの紹介で2019年から始まったこの助成事業。
2019年度は2700万円だった予算も、2022年度は約1億8000万円と6倍以上となっていて、県の助成を受けていた自治体は今年度29にのぼります。
◆福岡県警捜査二課 冨樫良平 課長
「より広く様々な行為の対価として、今回のわいろが渡されたと考えている。高齢者の福祉事業に関連するものということで(逮捕に)大きな意義があったのではないか」
捜査関係者によりますと、片岡容疑者は鬼木容疑者と現金を受け取る約束を書面で残していて、片岡容疑者が関係する会社と鬼木容疑者の会社との企業間の取引に装った可能性があるといいます。
さらに、この事業に関連して片岡容疑者が鬼木容疑者から受け取った金は約1億円に上り、残りの額についても贈収賄にあたる可能性もあるということです。
元議員の逮捕を受け、福岡県民は…
◆福岡県民
「地位を利用して嫌ですよね。せっかくいいトランポリンだったのに、そういうことをされるとがっかりする」
◆福岡県民
「政治そのものに不信感が募ります」
警察は余罪などを調べ、事件の全容解明を進めています。
男が金銭を受け取る約束を書面に残していたことなどが新たに分かりました。
18日、収賄の疑いで送検された元福岡県議会議員の片岡誠二容疑者(58)。
2015年の県議選で初当選後、自民党会派に所属し、落選する2023年までに県のスポーツ議員連盟事務局長などを務めていました。
収賄の温床となったのは、片岡容疑者が推し進めた健康器具「ケア・トランポリン」を使った県の助成事業でした。
警察によりますと、片岡容疑者は県議だった2022年、この助成事業で予算が可決されるように便宜を図ったことなどの見返りに北九州市の健康器具販売会社の代表・鬼木義美(66)容疑者から現金約2800万円を受け取った疑いです。
◆片岡誠二 容疑者(2019年 県議会)
「高齢者の健康作りや閉じこもり予防、認知症予防等の効果を目的に市内30箇所の公民館でケア・トランポリン教室を実施している。ところで小川(前)知事、故郷訪問という形で、是非ケア・トランポリンを跳びにお越しいただけたらなと思います」
片岡容疑者からの紹介で2019年から始まったこの助成事業。
2019年度は2700万円だった予算も、2022年度は約1億8000万円と6倍以上となっていて、県の助成を受けていた自治体は今年度29にのぼります。
◆福岡県警捜査二課 冨樫良平 課長
「より広く様々な行為の対価として、今回のわいろが渡されたと考えている。高齢者の福祉事業に関連するものということで(逮捕に)大きな意義があったのではないか」
捜査関係者によりますと、片岡容疑者は鬼木容疑者と現金を受け取る約束を書面で残していて、片岡容疑者が関係する会社と鬼木容疑者の会社との企業間の取引に装った可能性があるといいます。
さらに、この事業に関連して片岡容疑者が鬼木容疑者から受け取った金は約1億円に上り、残りの額についても贈収賄にあたる可能性もあるということです。
元議員の逮捕を受け、福岡県民は…
◆福岡県民
「地位を利用して嫌ですよね。せっかくいいトランポリンだったのに、そういうことをされるとがっかりする」
◆福岡県民
「政治そのものに不信感が募ります」
警察は余罪などを調べ、事件の全容解明を進めています。
17日、元福岡県議会議員の男が逮捕された福岡県の助成事業を巡る贈収賄事件。
男が金銭を受け取る約束を書面に残していたことなどが新たに分かりました。
18日、収賄の疑いで送検された元福岡県議会議員の片岡誠二容疑者(58)。
2015年の県議選で初当選後、自民党会派に所属し、落選する2023年までに県のスポーツ議員連盟事務局長などを務めていました。
男が金銭を受け取る約束を書面に残していたことなどが新たに分かりました。
18日、収賄の疑いで送検された元福岡県議会議員の片岡誠二容疑者(58)。
2015年の県議選で初当選後、自民党会派に所属し、落選する2023年までに県のスポーツ議員連盟事務局長などを務めていました。
収賄の温床となったのは、片岡容疑者が推し進めた健康器具「ケア・トランポリン」を使った県の助成事業でした。
警察によりますと、片岡容疑者は県議だった2022年、この助成事業で予算が可決されるように便宜を図ったことなどの見返りに北九州市の健康器具販売会社の代表・鬼木義美(66)容疑者から現金約2800万円を受け取った疑いです。
警察によりますと、片岡容疑者は県議だった2022年、この助成事業で予算が可決されるように便宜を図ったことなどの見返りに北九州市の健康器具販売会社の代表・鬼木義美(66)容疑者から現金約2800万円を受け取った疑いです。
◆片岡誠二 容疑者(2019年 県議会)
「高齢者の健康作りや閉じこもり予防、認知症予防等の効果を目的に市内30箇所の公民館でケア・トランポリン教室を実施している。ところで小川(前)知事、故郷訪問という形で、是非ケア・トランポリンを跳びにお越しいただけたらなと思います」
「高齢者の健康作りや閉じこもり予防、認知症予防等の効果を目的に市内30箇所の公民館でケア・トランポリン教室を実施している。ところで小川(前)知事、故郷訪問という形で、是非ケア・トランポリンを跳びにお越しいただけたらなと思います」
片岡容疑者からの紹介で2019年から始まったこの助成事業。
2019年度は2700万円だった予算も、2022年度は約1億8000万円と6倍以上となっていて、県の助成を受けていた自治体は今年度29にのぼります。
2019年度は2700万円だった予算も、2022年度は約1億8000万円と6倍以上となっていて、県の助成を受けていた自治体は今年度29にのぼります。
◆福岡県警捜査二課 冨樫良平 課長
「より広く様々な行為の対価として、今回のわいろが渡されたと考えている。高齢者の福祉事業に関連するものということで(逮捕に)大きな意義があったのではないか」
捜査関係者によりますと、片岡容疑者は鬼木容疑者と現金を受け取る約束を書面で残していて、片岡容疑者が関係する会社と鬼木容疑者の会社との企業間の取引に装った可能性があるといいます。
さらに、この事業に関連して片岡容疑者が鬼木容疑者から受け取った金は約1億円に上り、残りの額についても贈収賄にあたる可能性もあるということです。
元議員の逮捕を受け、福岡県民は…
◆福岡県民
「地位を利用して嫌ですよね。せっかくいいトランポリンだったのに、そういうことをされるとがっかりする」
◆福岡県民
「政治そのものに不信感が募ります」
警察は余罪などを調べ、事件の全容解明を進めています。
「より広く様々な行為の対価として、今回のわいろが渡されたと考えている。高齢者の福祉事業に関連するものということで(逮捕に)大きな意義があったのではないか」
捜査関係者によりますと、片岡容疑者は鬼木容疑者と現金を受け取る約束を書面で残していて、片岡容疑者が関係する会社と鬼木容疑者の会社との企業間の取引に装った可能性があるといいます。
さらに、この事業に関連して片岡容疑者が鬼木容疑者から受け取った金は約1億円に上り、残りの額についても贈収賄にあたる可能性もあるということです。
元議員の逮捕を受け、福岡県民は…
◆福岡県民
「地位を利用して嫌ですよね。せっかくいいトランポリンだったのに、そういうことをされるとがっかりする」
◆福岡県民
「政治そのものに不信感が募ります」
警察は余罪などを調べ、事件の全容解明を進めています。
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