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膵臓がんの早期発見へ 胃カメラの際に十二指腸液を採取し診断…九州大が世界初の検査方法開発 健康診断のオプションに 福岡

暮らし

2025/02/21 15:30

早期発見が難しく死亡率が高い膵臓がんを簡便に安全に発見できる検査方法を世界で初めて開発したと九州大学が発表しました。



九州大学の中村雅史教授たちのチームが開発したのは、十二指腸液を採取して膵臓がんの早期発見につなげる世界初の検査方法です。

膵臓がんは10年後の生存率が10%未満と、他のがんに比べて早期診断や治療が難しいことが課題とされています。

新しい検査方法では、胃の内視鏡検査の際にカメラの先からカテーテルを伸ばして十二指腸液を採取し、そこに含まれるタンパク質の成分から膵臓がんの早期発見につなげることができるということです。

この検査方法により生存率も大幅に上昇することが期待されています。



この春以降、福岡市の福岡赤十字病院で健康診断のオプションとしてこの検査を受けることができるようになります。

開発した中村教授は、この検査を世界中に広め膵臓がんの患者を救っていければと期待を寄せています。


胃の内視鏡検査と同時に検査が可能



膵臓は胃の裏側あたりにあって「隠れた臓器」「沈黙の臓器」とも言われています。

他のがんの生存率が上がる中、膵臓がんの10年生存率は10%未満と低い状態が続いています。

進行が早いのはもちろん早期の段階では症状が現れにくく、症状が出たとしても腹痛や食欲不振など一般的なものが多いため、膵臓の精密検査に進むことが少なく、早期発見が難しいと言われています。

今回の検査方法で画期的なのは「胃の内視鏡検査と同時にできる」という点です。

この春から福岡赤十字病院の健康診断でオプションとして検査を受けられるということで、早期発見と早期治療で生存率の向上につながることが期待されます。
早期発見が難しく死亡率が高い膵臓がんを簡便に安全に発見できる検査方法を世界で初めて開発したと九州大学が発表しました。
九州大学の中村雅史教授たちのチームが開発したのは、十二指腸液を採取して膵臓がんの早期発見につなげる世界初の検査方法です。

膵臓がんは10年後の生存率が10%未満と、他のがんに比べて早期診断や治療が難しいことが課題とされています。

新しい検査方法では、胃の内視鏡検査の際にカメラの先からカテーテルを伸ばして十二指腸液を採取し、そこに含まれるタンパク質の成分から膵臓がんの早期発見につなげることができるということです。

この検査方法により生存率も大幅に上昇することが期待されています。
この春以降、福岡市の福岡赤十字病院で健康診断のオプションとしてこの検査を受けることができるようになります。

開発した中村教授は、この検査を世界中に広め膵臓がんの患者を救っていければと期待を寄せています。


胃の内視鏡検査と同時に検査が可能
膵臓は胃の裏側あたりにあって「隠れた臓器」「沈黙の臓器」とも言われています。

他のがんの生存率が上がる中、膵臓がんの10年生存率は10%未満と低い状態が続いています。

進行が早いのはもちろん早期の段階では症状が現れにくく、症状が出たとしても腹痛や食欲不振など一般的なものが多いため、膵臓の精密検査に進むことが少なく、早期発見が難しいと言われています。

今回の検査方法で画期的なのは「胃の内視鏡検査と同時にできる」という点です。

この春から福岡赤十字病院の健康診断でオプションとして検査を受けられるということで、早期発見と早期治療で生存率の向上につながることが期待されます。

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