13時間前
「もう一度 息子と話をしたかった」「息子を返してください」 ウズラの卵で男児死亡から1年 父親が手記 福岡・みやま市
暮らし
10時間前
福岡県みやま市の市立小学校で、1年の男子児童が給食で提供されたウズラの卵を喉に詰まらせて窒息死した事故から、2月26日で1年となりました。
みやま市は、“事故の記憶を風化させず安全で安心な学校づくりに努めることを誓う日”として、2月26日を「学校安全の日」に制定し、市内の小中学校で全校集会が開かれました。
一方、亡くなった児童の父親は、みやま市経由で報道機関に手記を寄せ、「もう一度 息子と話をしたかった」「息子を返してください」などと心境をつづっています。
<父親の手記>
2月26日、息子が亡くなりました。
少し経ったくらいから、その後いつからか息子が夢に出てきます。
息子は、ニコニコして何かを言うわけでもなく「パパ、パパ」としか言いません。何が言いたいのか話ができません。
2月26日 学校より「息子が給食時間に何かを詰まらせて息苦しくしています。」と連絡があり 急いで学校に向かいました。いつもの息子なら「パパー、パパー」と走ってきてくれたが、教室の横の廊下に息子一人が寝せられた状態でいました。
鼻からは出血して口のまわりは血だらけで口からは泡をふいていました。目は開いたまま。息子とは思えない姿になっていました。息子の名前を何回も叫び続けたが全く反応しませんでした。
手を見ると力強くにぎりこぶしをしていました。助けて、助けて、生きたい、生きたいと一人で頑張っていたのだと思います。
私がその場にいたなら力いっぱい背中をたたいて助けてあげたかった。そして、もう一度 息子と話をしたかった。
息子と最後の会話ができたなら、何かを話して「そうか、そうだな」「わかった、わかった」「パパがいるから大丈夫だぞ」と沢山、話をしたかった事が一生忘れられないと思います。
息子よ、帰ってこい。息子を返してください。
父より
みやま市は、“事故の記憶を風化させず安全で安心な学校づくりに努めることを誓う日”として、2月26日を「学校安全の日」に制定し、市内の小中学校で全校集会が開かれました。
一方、亡くなった児童の父親は、みやま市経由で報道機関に手記を寄せ、「もう一度 息子と話をしたかった」「息子を返してください」などと心境をつづっています。
<父親の手記>
2月26日、息子が亡くなりました。
少し経ったくらいから、その後いつからか息子が夢に出てきます。
息子は、ニコニコして何かを言うわけでもなく「パパ、パパ」としか言いません。何が言いたいのか話ができません。
2月26日 学校より「息子が給食時間に何かを詰まらせて息苦しくしています。」と連絡があり 急いで学校に向かいました。いつもの息子なら「パパー、パパー」と走ってきてくれたが、教室の横の廊下に息子一人が寝せられた状態でいました。
鼻からは出血して口のまわりは血だらけで口からは泡をふいていました。目は開いたまま。息子とは思えない姿になっていました。息子の名前を何回も叫び続けたが全く反応しませんでした。
手を見ると力強くにぎりこぶしをしていました。助けて、助けて、生きたい、生きたいと一人で頑張っていたのだと思います。
私がその場にいたなら力いっぱい背中をたたいて助けてあげたかった。そして、もう一度 息子と話をしたかった。
息子と最後の会話ができたなら、何かを話して「そうか、そうだな」「わかった、わかった」「パパがいるから大丈夫だぞ」と沢山、話をしたかった事が一生忘れられないと思います。
息子よ、帰ってこい。息子を返してください。
父より
あなたにおすすめ
最新
BREAKING NEWS
-
3時間前
サイト閲覧していたらSNSの投資グループへ…現金計700万円だまし取られる “アナリスト”“証券会社社員”など騙る SNS型投資詐欺事件 福岡
-
3時間前
SNS上の“女性”から先物取引の誘い…約3200万円相当の暗号資産だまし取られる 会社員の男性(45)が被害 SNS型ロマンス詐欺事件として捜査 福岡
-
6時間前
現金2100万円超と時価750万円相当の金 だまし取られる 特殊詐欺対策係の警察官を名乗る男らのニセ電話詐欺 福岡市の無職女性(69)が被害
-
7時間前
アバターロボットが北九州空港を案内 オペレーターは遠隔地に 人手不足の早朝・深夜帯などの対応目指す 福岡
-
8時間前
福岡県知事選 政治団体代表の新藤伸夫さん(76)が立候補表明 現職・新人含め3人目 3月23日投開票