接触事故を起こして逃走　追いかけて通報したら飲酒運転だった　自称会社員の男を酒気帯び運転の現行犯で逮捕　福岡市博多区

１日、福岡市博多区で酒を飲んで車を運転したとして、自称会社員の男が、酒気帯び運転の現行犯で逮捕されました。

博多警察署によりますと、１日午前６時４０分ごろ、福岡市博多区冷泉町の交差点で、右折待ちで停止していた車の側面に、直進してきた後続車が接触する事故がありました。

事故を起こした車はそのまま逃走、被害にあった車が追いかけて、停止させたところで「当て逃げされたため追いかけて確保した」と１１０番通報しました。

駆け付けた警察官が事情を聞く中、事故を起こした男から酒の臭いがしたため調べたところ、呼気から基準値の３倍近いアルコールが検出されたため、男を酒気帯び運転の現行犯で逮捕しました。

逮捕されたのは、福岡市東区の自称会社員・川田珠輝容疑者（２０）で、警察の調べに対し「お酒を飲んだことについては分かりません」と容疑を否認しているということです。

事故については「当たったかもしれない」と話しているということで、警察は飲酒運転の裏付けや、逃走した経緯などを詳しく調べています。