2025/07/28 17:30
田植え1回で2度収穫 記録的猛暑を逆手に「再生二期作」でコメ増産へ 背景に農家の生き残りかけたコスト削減も 福岡
暮らし
2025/07/29 05:00
「令和の米騒動」で今後のコメ価格がどうなるのか注目される中、ある新しい方法でコメの収穫量を上げようとする取り組みを取材しました。
コメをめぐってはここ1年ほど「令和の米騒動」で価格高騰が続いていましたが、先週発表された全国のコメの平均販売価格は9週連続で値下がりし、5キロあたり税込み3589円と2週連続で3500円台となりました。
しかし福岡市内のスーパーを見てみると、あきたこまちは4426円、夢つくしは4534円、元気つくしは4750円と銘柄米の値下げには至っていません。
コメをめぐってはここ1年ほど「令和の米騒動」で価格高騰が続いていましたが、先週発表された全国のコメの平均販売価格は9週連続で値下がりし、5キロあたり税込み3589円と2週連続で3500円台となりました。
しかし福岡市内のスーパーを見てみると、あきたこまちは4426円、夢つくしは4534円、元気つくしは4750円と銘柄米の値下げには至っていません。
◆来店客
「下がってないですよね。もうちょっと下がってくれたら」
「高いですね。安ければ安いほどいい」
そんな中、この記録的猛暑を逆手にとって、コメの生産量を上げようとしているコメ農家があります。
例年より早く5月上旬に植えたイネがまもなく収穫の時期を迎えますが、今年はある挑戦をしようとしています。
「下がってないですよね。もうちょっと下がってくれたら」
「高いですね。安ければ安いほどいい」
そんな中、この記録的猛暑を逆手にとって、コメの生産量を上げようとしているコメ農家があります。
例年より早く5月上旬に植えたイネがまもなく収穫の時期を迎えますが、今年はある挑戦をしようとしています。
◆中八院ファーム 田中和典さん(61)
「再生二期作という、新しい技術を始めました」
「再生二期作という、新しい技術を始めました」
「再生二期作」とはイネを一度刈り取り、再び育てて同じイネから2度収穫する新しい栽培方法。
温暖化の影響でイネの生育期間が長くなったことを利用して収穫量を増やすことが期待されています。
通常は地面から5センチ程度のところからイネを刈り取りますが、再生二期作では栄養の確保を目的に、1回目は長めに残し地面から40~50センチ程度のところで刈り取ります。
この栽培方法で田中さんは収穫が1回だった時と比べて1.5倍の収穫を見込んでいます。
◆中八院ファーム 田中和典さん
「再生二期作をしたら新しい機械はいらない。ただ田植えを早くすればいいだけのこと。これなら簡単に出来ます」
田中さんは今年は40面ある田んぼのうち、1面で試験的に再生二期作を行っていますが、今年成功すれば来年は20面ほどに拡大していきたいと考えています。
温暖化の影響でイネの生育期間が長くなったことを利用して収穫量を増やすことが期待されています。
通常は地面から5センチ程度のところからイネを刈り取りますが、再生二期作では栄養の確保を目的に、1回目は長めに残し地面から40~50センチ程度のところで刈り取ります。
この栽培方法で田中さんは収穫が1回だった時と比べて1.5倍の収穫を見込んでいます。
◆中八院ファーム 田中和典さん
「再生二期作をしたら新しい機械はいらない。ただ田植えを早くすればいいだけのこと。これなら簡単に出来ます」
田中さんは今年は40面ある田んぼのうち、1面で試験的に再生二期作を行っていますが、今年成功すれば来年は20面ほどに拡大していきたいと考えています。
◆中八院ファーム 田中和典さん
「(農家も)努力してコスト削減して残っていかないと、今後続いていかないと思う。5年10年先に当然次の世代に渡していかないといけなくなるので、田んぼいいよといって、次の者に渡せるような農業を目指している」
「コストを上げずに生産量増加を」
北部九州でコメが栽培できる期間は、かつてはおおむね4月上旬~10月下旬とされてきましたが、猛暑の影響で近年は3月下旬~11月上旬に広がって、約1ヶ月伸びていることから「再生二期作」が可能になりました。
さらに、今年のコメは過去5年で最大の収穫量になる見込みですが、田中さんは政府が減反から増産へと政策を転換していることを受けて「何とかコストを上げずに生産量を増やせないか」と考えて、再生二期作に取り組んでいるということです。
「(農家も)努力してコスト削減して残っていかないと、今後続いていかないと思う。5年10年先に当然次の世代に渡していかないといけなくなるので、田んぼいいよといって、次の者に渡せるような農業を目指している」
「コストを上げずに生産量増加を」
北部九州でコメが栽培できる期間は、かつてはおおむね4月上旬~10月下旬とされてきましたが、猛暑の影響で近年は3月下旬~11月上旬に広がって、約1ヶ月伸びていることから「再生二期作」が可能になりました。
さらに、今年のコメは過去5年で最大の収穫量になる見込みですが、田中さんは政府が減反から増産へと政策を転換していることを受けて「何とかコストを上げずに生産量を増やせないか」と考えて、再生二期作に取り組んでいるということです。
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