「インフル治ったから仕事させて」相談を仕事仲間に断られ逆上か　追いかけて太ももをナイフで突き刺した疑い　自営業の男を逮捕　福岡

仕事の相談をして断られて逆上し、仕事仲間の男性をナイフで刺した疑いで28日、福岡県福津市の自営業の男が逮捕されました。

傷害の疑いで逮捕されたのは福津市の自営業、加賀谷一繁容疑者（56）です。

宗像警察署によりますと加賀谷容疑者は10月25日午後4時50分ごろ、福津市小竹の路上で、北九州市八幡東区の建設作業員の男性（46）の太ももを刃渡り5～6センチのナイフで突き刺し、けがをさせた疑いです。

加賀谷容疑者と刺された男性は仕事仲間で、インフルエンザに感染したという加賀谷容疑者の自宅に男性が車で仕事道具を届けに行ったところ、加賀谷容疑者から「インフルエンザは治ったから仕事をさせてほしい」という趣旨の相談を受けました。

男性がこれを断ると加賀谷容疑者が逆上し、車に乗り込んで逃げようとした男性を追いかけてきて、運転席で男性を刺したということです。

男性の命に別条はないということです。

調べに対し加賀谷容疑者は「記憶にありません。でも相手がけがをしているなら私がしたかもしれません」などと話しているということです。

当時男性は別の知人と一緒に加賀谷容疑者を訪ねていました。

警察が犯行に至った経緯などをさらに詳しく調べています。