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ケアマネの立場を悪用か 認知症女性のキャッシュカードで約1300万円引き出し疑い 逮捕の42歳男を送検 福岡

事件・事故

3時間前

一人暮らしの認知症の女性のキャッシュカードを不正に入手し現金約1300万円を引き出した疑いで、警察は当時のケアマネージャーの男を逮捕・送検し、捜査を終えたと発表しました。

中央警察署によりますと佐賀県鳥栖市の無職、松田浩平容疑者(42)は、自身が当時ケアマネジャーを務めていた福岡市の80代女性のキャッシュカードを不正に入手し、おととし12月、コンビニのATMで現金10万円を引き出した疑いで、今年8月に逮捕されました。

その後捜査で、同じ女性のキャッシュカードを使って同様の手口で多額の現金を引き出していたことがわかり、警察はおととし10月から去年3月までの80件、計1264万5000円を引き出した疑いで送検し、捜査を終えたと発表しました。

被害を受けた女性は一人暮らしで認知症を患い、松田容疑者は2019年7月からケアマネージャーとしてキャッシュカードを3枚預かり、業務として日常の買い物などをしていました。

おととし10月に女性が入院して担当を外れ、その後、去年3月に女性が老人ホームに入ることになった際、女性の口座から多額の現金が引き出されていることに施設の職員が気づき、警察に相談していました。

引き出し額の合計は2020年5月から去年3月にかけて約4400万円に上っていて、松田容疑者は調べに対して当初「口座から100回以上にわたり現金を引き出しギャンブルに使っていた」などと容疑を認めていましたが、その後黙秘に転じているということです。

女性はすでに死亡しています。

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