12時間前
「事前説明なし」に議会側が“反発”…会議開始が4時間遅れに 執行部との関係も変化へ 民主県政県議団は3分裂 福岡県議会
政治・行政
1時間前
混迷の福岡県議会は9月議会の開会を1週間後に控え、各会派の動きがあわただしさを増しています。
第2会派「民主県政県議団」が分裂する一方、最大会派の自民党県議団は金銭授受疑惑などで有力議員の辞職が相次ぎ、新体制での再出発となります。
議案の事前説明がなかったとして議会側が執行部に反発し、会議の開始が4時間ほど遅れる一幕もありました。
第2会派「民主県政県議団」が分裂する一方、最大会派の自民党県議団は金銭授受疑惑などで有力議員の辞職が相次ぎ、新体制での再出発となります。
議案の事前説明がなかったとして議会側が執行部に反発し、会議の開始が4時間ほど遅れる一幕もありました。
第2会派が3つに分裂 会長に1期生の起用も
2日、福岡県議会の議員控室から運び出される大量の資料。
前日まで県議会の第2会派「民主県政県議団」が使用していた部屋が3つに分けられることになり、引っ越しが行われていました。
20人いた民主県政県議団は、10人の「福岡NEXT県議団」、8人の「県民の声ふくおか」、2人の「国民民主党県議団」と、3つの会派に分裂することになりました。
前日まで県議会の第2会派「民主県政県議団」が使用していた部屋が3つに分けられることになり、引っ越しが行われていました。
20人いた民主県政県議団は、10人の「福岡NEXT県議団」、8人の「県民の声ふくおか」、2人の「国民民主党県議団」と、3つの会派に分裂することになりました。
1期生ながら「福岡NEXT県議団」を率いることになった坪田晋県議は。
◆福岡NEXT県議団 坪田晋 会長
「1期生が県議会を市民感覚・県民目線で変えていくっていうことをしっかりとやっていきたいと考えています」
◆福岡NEXT県議団 坪田晋 会長
「1期生が県議会を市民感覚・県民目線で変えていくっていうことをしっかりとやっていきたいと考えています」
「県民の声ふくおか」を率いる原田博史県議は、「会派が分かれたことは残念」としつつも、前を向いています。
◆県民の声ふくおか 原田博史代表
「ある意味千載一遇のチャンスではあるので、『ここで踏みとどまることはできない』という風に思っていて、これは僕たちに託された責任でもあるので、一生懸命やっていきます」
◆県民の声ふくおか 原田博史代表
「ある意味千載一遇のチャンスではあるので、『ここで踏みとどまることはできない』という風に思っていて、これは僕たちに託された責任でもあるので、一生懸命やっていきます」
国民民主党の2人で活動することになった大田京子県議は…。
◆国民民主党県議団 大田京子 会長
「対案を示し、国民民主党の掲げる『対決よりも解決』の姿勢をこの県政においても貫いていきたいと思っている次第でございます」
6月議会とは構成が大きく変わる県議会。
最大会派の自民党県議団は41人いた議員が38人に減りました。
◆国民民主党県議団 大田京子 会長
「対案を示し、国民民主党の掲げる『対決よりも解決』の姿勢をこの県政においても貫いていきたいと思っている次第でございます」
6月議会とは構成が大きく変わる県議会。
最大会派の自民党県議団は41人いた議員が38人に減りました。
最大会派の自民 議長候補「見直すべきは見直す」
◆福岡県議会 中尾正幸 副議長(当時)
「私の発言で福岡県議会に対して大きな疑念が生じ、県政の混乱を招いてしまいました。ご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんでした」
7月24日に中尾副議長が議員辞職。
8月25日には蔵内議長も。
◆福岡県議会 蔵内勇夫 議長(当時)
「本日をもちまして、全国都道府県議長会会長を辞することになりました。同時に福岡県議会議長、そして福岡県議会議員も辞職いたします」
会派のトップも松尾県議から渡辺県議に交代。
2日の議員総会では、蔵内議長の後任として4期目の大島道人県議を候補とすることを正式に決定しました。
「私の発言で福岡県議会に対して大きな疑念が生じ、県政の混乱を招いてしまいました。ご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんでした」
7月24日に中尾副議長が議員辞職。
8月25日には蔵内議長も。
◆福岡県議会 蔵内勇夫 議長(当時)
「本日をもちまして、全国都道府県議長会会長を辞することになりました。同時に福岡県議会議長、そして福岡県議会議員も辞職いたします」
会派のトップも松尾県議から渡辺県議に交代。
2日の議員総会では、蔵内議長の後任として4期目の大島道人県議を候補とすることを正式に決定しました。
◆自民党県議団 大島道人議員
「私は、県民の皆さまの信頼を取り戻すことを第一に、前例や慣行にとらわれることなく、見直すべきものは見直していく決意でございます」
自民党は新体制で再出発することになりますが、県議会にとっては、これからもいばらの道が続くことになりそうです。
「私は、県民の皆さまの信頼を取り戻すことを第一に、前例や慣行にとらわれることなく、見直すべきものは見直していく決意でございます」
自民党は新体制で再出発することになりますが、県議会にとっては、これからもいばらの道が続くことになりそうです。
市議会から信頼回復求める声
◆福岡市議会 富永周行議員
「あしき慣行を徹底的に排除し、信頼の回復に努めるよう強く求める」
「あしき慣行を徹底的に排除し、信頼の回復に努めるよう強く求める」
◆北九州市議会 奥村直樹議員
「自主解散を含め、具体的かつ実行性のある方策を速やかに示すことを強く求めます」
福岡市議会と北九州市議会で、県政の信頼回復などを求める決議文が可決されました。
「自主解散を含め、具体的かつ実行性のある方策を速やかに示すことを強く求めます」
福岡市議会と北九州市議会で、県政の信頼回復などを求める決議文が可決されました。
関係変化で混乱も 会議が4時間遅れに
一方、県議会では、知事側との関係が変わったことを示す一幕も…。
Q何かで紛糾しているんですか?
◆福岡県議会 板橋聡 副議長
「いや、ちょっと今整理しているところなのでちょっと待っていただけますか」
これまで議会に対し事前に行われてきた条例案の説明がなかったことに反発し、今後の対応を見直すよう知事側に求めていたのです。
◆記者リポート
「各会派の代表者が集まってきました。4時間ほど遅れて代表者会議が始まります」
会派の代表者が集まる会議でも知事にくぎを刺します。
◆福岡県議会 板橋聡 副議長
「先日、提案予定議案が我々議員に提案される前に一部、新聞に掲載されたことに関しご説明をお願いいたします」
Q何かで紛糾しているんですか?
◆福岡県議会 板橋聡 副議長
「いや、ちょっと今整理しているところなのでちょっと待っていただけますか」
これまで議会に対し事前に行われてきた条例案の説明がなかったことに反発し、今後の対応を見直すよう知事側に求めていたのです。
◆記者リポート
「各会派の代表者が集まってきました。4時間ほど遅れて代表者会議が始まります」
会派の代表者が集まる会議でも知事にくぎを刺します。
◆福岡県議会 板橋聡 副議長
「先日、提案予定議案が我々議員に提案される前に一部、新聞に掲載されたことに関しご説明をお願いいたします」
◆福岡県 服部知事
「説明内容を超える情報を意図的に提供した事実はございません」
「説明内容を超える情報を意図的に提供した事実はございません」
◆福岡県議会 板橋聡 副議長
「私どもの方としましては執行部側の考え、あるいは情報の取り扱いについて、疑念を持ってしまいますので、そういった意味で信頼関係を損なうようなことがないように気を付けていただきたいという風に思います」
この状況で、議会と知事側が対等な関係を築いていくことができるのでしょうか。
板橋副議長は…。
◆福岡県議会 板橋聡 副議長
「県民の皆さまから厳しい目が向けられている今、私たちはこれまで当たり前だと思っていたことをもう一度見つめ直さなければなりません。9月定例会からできることは、まずすぐに実行に移していきたいという風に思っております」
全国から厳しい目が注がれる中、9日開会の県議会において自浄能力を発揮できるのか、各会派そして各議員の姿勢が問われることになります。
「私どもの方としましては執行部側の考え、あるいは情報の取り扱いについて、疑念を持ってしまいますので、そういった意味で信頼関係を損なうようなことがないように気を付けていただきたいという風に思います」
この状況で、議会と知事側が対等な関係を築いていくことができるのでしょうか。
板橋副議長は…。
◆福岡県議会 板橋聡 副議長
「県民の皆さまから厳しい目が向けられている今、私たちはこれまで当たり前だと思っていたことをもう一度見つめ直さなければなりません。9月定例会からできることは、まずすぐに実行に移していきたいという風に思っております」
全国から厳しい目が注がれる中、9日開会の県議会において自浄能力を発揮できるのか、各会派そして各議員の姿勢が問われることになります。
混迷の様相 深まる
混迷が深まる福岡県議会では、3つの会派に分裂した民主県政県議団。
その1つの理由が、8月の臨時議会であった蔵内氏に対する議長の辞職勧告決議案をめぐる対応です。
自民党県議団が出した決議案の採決中止を求める緊急動議に対し、民主県政県議団は賛成10人、反対10人と2つに割れ、意見の相違や対立構図が鮮明になりました。
これまで20人で構成されていた民主県政県議団のうち、原中会長など動議に賛成した議員を中心とした10人は現在の会派に残ります。
一方、動議に反対した県議を中心に残る10人は離脱し、さらに8人の会派と国民民主の2人の会派に分かれました。
県議会で第2会派だった民主県政県議団は、最大会派の自民党県議団にこれまで「右にならえ」的な立場を取り「第2自民党」とも言われていました。
その意味では、今回の分裂は自民党県議団にとっては実質的に数が減ることになるので、マイナスの影響があるといえます。
野党側がそれぞれ独自色を出して、自民対野党の構図を明確になることが本来の議会の形とも言えますが、その自民も内部に大きな亀裂を抱えていて、福岡県議会は混迷の様相を深めています。
その1つの理由が、8月の臨時議会であった蔵内氏に対する議長の辞職勧告決議案をめぐる対応です。
自民党県議団が出した決議案の採決中止を求める緊急動議に対し、民主県政県議団は賛成10人、反対10人と2つに割れ、意見の相違や対立構図が鮮明になりました。
これまで20人で構成されていた民主県政県議団のうち、原中会長など動議に賛成した議員を中心とした10人は現在の会派に残ります。
一方、動議に反対した県議を中心に残る10人は離脱し、さらに8人の会派と国民民主の2人の会派に分かれました。
県議会で第2会派だった民主県政県議団は、最大会派の自民党県議団にこれまで「右にならえ」的な立場を取り「第2自民党」とも言われていました。
その意味では、今回の分裂は自民党県議団にとっては実質的に数が減ることになるので、マイナスの影響があるといえます。
野党側がそれぞれ独自色を出して、自民対野党の構図を明確になることが本来の議会の形とも言えますが、その自民も内部に大きな亀裂を抱えていて、福岡県議会は混迷の様相を深めています。
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