1. HOME
  2. 鬼気迫る表情でリベンジ10奪三振 ソフトバンク石川、自身初の規定投球回クリア目前

鬼気迫る表情でリベンジ10奪三振 ソフトバンク石川、自身初の規定投球回クリア目前

ホークス

2021/09/25 18:00

◇ソフトバンク4-2日本ハム(25日・ペイペイドーム)

 ソフトバンクの石川が鬼気迫る投球で6回途中2失点10奪三振と好投し、日本ハムにリベンジを果たした。

 中5日でのマウンドは初回を3者連続三振の立ち上がり。1点リードの2回、佐藤に同点打を浴びたがここまでの6アウトはすべて三振だった。その裏の攻撃で3点を援護してもらった後は気合をみなぎらせ、6回1死二塁でそこまで2安打の近藤を迎える場面で嘉弥真と交代。後続の投手がリードを守りきり、石川は4日オリックス戦以来の白星となる6勝目を挙げた。

 2週間前、11日の日本ハム戦(札幌ドーム)では1回持たず10失点(自責点3)KO。チームは17失点で大敗したこの試合から5連敗を喫した。雪辱した石川は「低めに丁寧に投げることができたと思う。いろんな球種でカウントが取れたし、勝負することもできた。今日の投球をいいきっかけにして、次の登板でもっといい投球ができるように」とコメント。工藤監督も「ストレートがよかった。自分の中でつかんだものがあったのでは」と復調を感じさせる内容に胸をなでおろした。

 開幕投手を務めた石川は前半戦でエース千賀が長期離脱するなどしたローテを引っ張り、勝ち星には恵まれない中で奮闘。一時的な中継ぎへの配置転換もありながら今季投球回数はチーム最長の139回1/3となり、次回登板で自身初のシーズン規定投球回(今季は143)クリアに挑む。

あなたにおすすめ

  1. HOME
  2. 鬼気迫る表情でリベンジ10奪三振 ソフトバンク石川、自身初の規定投球回クリア目前