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「いいづか雛のまつり」はじまる 江戸の町を再現した座敷雛 炭鉱住宅に飾られた掛け軸雛も 福岡・飯塚市

暮らし

4時間前

福岡県飯塚市で2月1日から、桃の節句をひと足早く楽しめる豪華絢爛なひな人形の展示が始まりました。
今年で25回目となった「いいづか雛(ひいな)のまつり」。

15カ所の展示会場のうち、メインの旧伊藤伝右衛門邸では、それぞれの部屋にテーマに合わせた貴重なひな人形が飾られています。
◆記者リポート
「本座敷には江戸の文化をテーマに約500体のひな人形が飾られています」

「粋な江戸の夢話」と題して広さ20畳の部屋を飾るのは、町民文化が華やかだった18世紀半ばの江戸の町を再現した座敷雛です。

吉原の花魁道中が町を艶やかに彩った様子などが、見る人を歴史の旅へといざないます。

◆来場者
「かわいかった」

◆来場者
「初めて見たので圧巻でした」

◆来場者
「数が圧倒的にすごいので、来て良かったと思います」
また5年ぶりに復活したのは、お内裏様とお雛様に変身できるコーナーです。

大分県から訪れた4歳の男の子がお内裏様に変身。

Q.着てみてどうですか?
◆男の子の母親
「良い思い出になりました。雨の中で『どうしようか』と思ったんですけど、来て良かったです」
「いいづか雛のまつり」実行委員長の瀬下麻美子さんは、かつて飯塚の炭鉱住宅で飾られた掛け軸雛にひな飾りの原点を見たと話します。
◆いいづか雛のまつり 瀬下麻美子 実行委員長
「住宅状況が許さないから、たった1本の掛け軸の中に15人飾りがある。親はいつの時代でも娘や孫を愛するんだなと。年代を問わず、女性がほっと一息ついてくれる、そんなまつりにしたいと思っています」
旧伊藤伝右衛門邸のひな飾りは、3月21日までとなっています。

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