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対立する暴力団幹部と間違え元警察官を銃撃 指示役の道仁会幹部に懲役18年判決 実行役の組幹部に懲役17年判決 「暴力団特有の反社会的な動機」 福岡地裁

事件・事故

17時間前

15年前、福岡県大木町で元警察官を銃撃し、殺人未遂の罪に問われている暴力団幹部の男らに、福岡地裁は懲役18年などの判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、指定暴力団「道仁会」の幹部・堤修平被告(71)と、道仁会系の組幹部・末松大輔被告(45)です。

判決によりますと、堤被告らは2010年2月、大木町で、当時「道仁会」と対立抗争中だった「九州誠道会」の幹部と間違えて、福岡県警の元警部補の男性を銃撃し、右足に3発命中させて殺害しようとしました。

初公判で、2人はいずれも起訴内容について「黙秘します」と述べ、弁護側は無罪を主張していましたが、末松被告は公判の途中で一転して「自分が実行役である」と認めていました。



7月2日、福岡地裁で開かれた判決公判で、今泉裕登裁判長は「堤被告が末松被告に銃撃を指示した」と認定した上で、「暴力団特有の反社会的な動機にもとづくもので、一般市民を強い恐怖と不安に陥れた凶悪な犯行」と指摘。

「堤被告は一貫して否定し反省の態度が伺えない」として、堤被告に懲役18年、末松被告に懲役17年の判決を言い渡しました。
15年前、福岡県大木町で元警察官を銃撃し、殺人未遂の罪に問われている暴力団幹部の男らに、福岡地裁は懲役18年などの判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、指定暴力団「道仁会」の幹部・堤修平被告(71)と、道仁会系の組幹部・末松大輔被告(45)です。

判決によりますと、堤被告らは2010年2月、大木町で、当時「道仁会」と対立抗争中だった「九州誠道会」の幹部と間違えて、福岡県警の元警部補の男性を銃撃し、右足に3発命中させて殺害しようとしました。

初公判で、2人はいずれも起訴内容について「黙秘します」と述べ、弁護側は無罪を主張していましたが、末松被告は公判の途中で一転して「自分が実行役である」と認めていました。
7月2日、福岡地裁で開かれた判決公判で、今泉裕登裁判長は「堤被告が末松被告に銃撃を指示した」と認定した上で、「暴力団特有の反社会的な動機にもとづくもので、一般市民を強い恐怖と不安に陥れた凶悪な犯行」と指摘。

「堤被告は一貫して否定し反省の態度が伺えない」として、堤被告に懲役18年、末松被告に懲役17年の判決を言い渡しました。

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