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路線バスと正面衝突し2児死亡 母親に禁錮4年を求刑 検察「注意義務を守らなかった」 福岡地裁

事件・事故

4時間前

去年8月、福岡市で車を運転中にバスと正面衝突し、娘2人を死亡させたなどとして、過失運転致死傷の罪に問われている母親の裁判で、検察は禁錮4年を求刑しました。
起訴状などによりますと、古賀千尋被告(33)は去年8月、福岡市早良区東入部の国道で乗用車を運転中、カーナビ画面を脇見して中央線をはみ出し、対向車線を走っていた路線バスと正面衝突し、車に乗っていた7歳と5歳の娘を死亡させたほか、バスの運転手と乗客あわせて4人にケガをさせたとして、過失運転致死傷の罪に問われています。
22日、福岡地裁で開かれた論告求刑公判で、検察は「カーナビに目を向ける必要はなく、当然守るべき注意義務を守らなかった」などとして禁錮4年を求刑しました。

一方、弁護側は寛大な処分を求めていて、古賀被告は最後に「ケガをしたバスの運転手や乗客の方に本当に申し訳ないことをした」と謝罪しました。

判決は9月24日に言い渡されます。

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