占い師の女「ウラの組織にお金を預けている」と供述し詐欺容疑を否認　被害総額は20億円か　全容解明を進める　福岡

詐欺などの疑いで逮捕された占い師の女が、これまでの警察の調べに対し「ウラの組織にお金を預けている」という趣旨の供述をし、詐欺の容疑を否認していたことが新たにわかりました。

福岡県飯塚市の占い師、春山法子こと田齊法子容疑者は2022年、知人女性から預かった約200万円相当の腕時計を190万円で質入れした横領の疑いで25日に再逮捕されました。

田齊容疑者は4日、顧客にうその投資話を持ちかけ金をだまし取った詐欺の疑いで逮捕されていましたが、その際の警察の調べに対し「ウラの組織にお金を預けている」「何でみんな言ってくれないのかしら、知ってるはずなのに」といった趣旨の供述をし、詐欺容疑について否認していたことがわかりました。

警察は、架空の投資話のほか預かった高級腕時計を質入れした同様の手口を複数確認していて、被害総額が20億円程度とされる事件の全容解明を進めています。