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クスブっているものを発掘して応援!今回は大野城市と春日市でクスブっているものを調査!

暮らし

2022/09/20 17:06

福岡の方々を応援すべく、なかなか売れない「クスブって」いるものをご紹介します!今回は大野城市、春日市を調査してきました。
まずやってきたのは大野城市。あの「大野ジョーくんの陰に隠れる哀愁キャラ」がいるそうです。
向かったのは「大野城心のふるさと館」。大野城市が運営する市民ミュージアムです。
こちらの売店で売れ筋はやっぱり大野ジョーくんグッズ!
ボールペンからハンドクリームまでその品揃えも豊富です。
しかし、クスブっているものが、こちら!疫病神をモチーフにしたグッズ「人面墨書土器」です!
1年で5個しか売れていないそうです…。
食事中に目が合ってしまう、哀愁たっぷりのお茶碗です。何とも言えない表情ですが、決して悪ふざけで作ったものじゃないんです。
大野城市の北の方に「仲島」という弥生時代から平安時代くらいまでの遺跡があり、その遺跡を調査中にこの土器が出てきたんだそうです。「人面墨書土器」と呼ばれるもので、奈良時代から平安時代にかけておまじないに使われたとされるもの。その中心には疫病神が描かれていたと言われているんです。
しかし大野城で出土したのは、まさかの脱力系フェイス。それを思い切ってグッズ化しちゃったものの、なかなか人気に火がつかないんだそうです。
この土器の元々の使い方は、自分に都合が悪いことを息と一緒に吹き込んで蓋をして、川や井戸に流して災いを逃れたと言われています。今で言う開運グッズのようなものとして使われていたんだそうです。
ぜひ皆さん、お茶碗として、そして開運グッズとして、平安時代の人々の気持ちに酔いしれてみるのもいいんじゃないでしょうか(川や井戸に流さないようにしてください!)。
大野城 心のふるさと館
【住所】大野城市曙町3-8-3
【電話】092-558-5000
【営業時間】9:00~19:00
【定休日】月曜 *月曜が祝日の場合翌平日 / 12月28日~1月4日
人面墨書土器風茶碗 1100円(税込み)
続いてやってきたのは春日市。なにやら「自信を失いかけている九州代表」がいるそうです。クスブっていたのは、春日・大野城・那珂川消防組合消防本部の消防隊員たち!
彼らが出場した全国消防救助技術大会は、各地の消防士がその技術を競い合う、50年以上の歴史を持つ名誉ある大会です。県大会から九州大会までの厳しい予選を経て、約40チーム中3チームのみが九州代表として全国大会に出場できるんです。
そして今年、全国の切符をつかんだのがこちらの「チーム井上」。消防本部で初めて全国大会に出場することになったんです。
彼らが挑むのは障害突破という種目は、複数の障害を乗り越え、ゴールするまでの速さとその正確さを競う競技です。
高さ3メートルの塀を登り…
高さ7メートルのはしごを登ります。
そして、高さ7メートルに張ってあるロープを渡るんです。
こうして、過酷な訓練を積んで獲得した九州代表の座ですが、大会そのものが知られておらず、身内しか全国大会に出たことを知らないという結果に。
取材も今回が初めてだったそうです。
そんな彼らの願いは「地域の人達が誇れる存在」になりたいとのこと。みなさん、彼らはすごいんですよ!ぜひ応援をお願いします!
春日・大野城・那珂川消防組合消防本部
【住所】春日市春日2-2-1
2022年9月20日(火) OA

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