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進化しています!知っているようで知らない天神地下街のトリビアを調べてみた!

暮らし

2023/02/20 11:00

1976年に誕生し、2023年で47年を迎える天神地下街は2023年3月、南エリアに新しくグルメエリアが登場するというリニューアルが行われます。
イムズの閉館と共に惜しまれて閉店していた「ミセスエリザベスマフィン」が復活したり、天神エリア初となる「シフォンケーキマリー」が出店するそうです。
そんな中、案内されたのがトイレ。天神地下街のトイレは2016年に創業40周年を記念して4か所リニューアルされたんです。
コンセプトがそれぞれ異なっていて、西12番街のトイレは「エーゲ海に浮かぶ小さな家」というコンセプトなんです。
その他、フランスの高級ブティックがコンセプトの西6番街トイレ。東10番街トイレは女性専用でフランスの王妃の別荘をイメージしています。
さらにこちらは「イギリスの女流小説家の書斎」をイメージした東2番街トイレです。
積み上げられた本は実際の本が使われています。
4か所のリニューアルの総額は2億7千万円だそうです!
ちなみに1日20万人が利用する天神地下街ですが、こちらのトイレットペーパーの年間使用量は8万5千ロールだそうですよ。数が膨大すぎて想像できないかもしれませんが年間で一人当たり使用するトイレットペーパーの数は、約100ロールらしいので、地下で使用されるトイレットペーパーの量が凄いことが分かります。
天神地下街は、トイレのみならず、地下全体が次の世代に残したい街として、鉄と煉瓦と石を基調に19世紀ヨーロッパの街並みをイメージして作られているそうなんです。
10周年を記念して設置されたからくり時計は「残したい福岡の音風景」に選定されています。
また、20周年を記念してインフォメーションに設置されたステンドグラスは、福岡市の花「ふよう」と「山茶花」がモチーフになっているんです。地下街を美術館に訪れたような気分で歩いてみるのもいいですよね。
地上に出ているこの巨大な建造物は地下街には欠かせない、飲食店の排気口です。
この設備のおかげで、地下街でも快適に過ごせるんです。当時の地元の大学生がデザインしたんだそうです。
地下街の7番街から9番街は地下鉄七隈線の開業とともに延伸されたんですが、少し深いところにある七隈線の天神南駅につなげるため、坂道になっているんです。高低差は1.4メートルほどあります。
ちなみに天神地下街の全長は590mもあるんです!天候に関わらずショッピングやグルメを楽しめる天神地下街の進化に今後も注目です!
天神地下街
【住所】福岡市中央区天神2
2023年2月20日(月) OA

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