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福岡市と北九州市 12年ぶりトップ会談 「福北新時代」掲げ連携探る

暮らし

2023/02/28 17:55

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福岡市の高島市長と北九州市の武内新市長が、2月28日、12年ぶりのトップ会談を開きました。

「福北新時代」を掲げた両市長が、連携について意見を交わしました。

▼福岡市 高島宗一郎 市長
「初めてモノレールに乗りました。私が市長なら、モノレールはライトアップしたらいい」

就任直後、武内市長の強い要請で実現した福岡市長とのトップ会談。

2人はまず、去年2度の火災に見舞われた旦過市場を視察し、復興状況を確認しました。

この後、12年ぶりとなるトップ会談に臨んだ2人は、記者会見で、これからの両市の関係を「福北新時代」と位置づけました。

福岡市からは、大学を巻き込んだスタートアップの取り組みなどが提案され、将来、九州全体をスタートアップアイランドにしたいとの考えが示されました。

また、北九州市からは、環境技術の海外移転に関するノウハウや、物流拠点を目指す北九州空港と福岡空港が連携した効率的な活用方法などについて検討していく案が示されました。

▼北九州市 武内和久 市長
「しっかりとしたウィンウィンの関係を作っていくことに向かって、両市がこれからも相互に連携を深化させていきたい」

▼福岡市 高島宗一郎 市長
「競争分野でなく、協調分野を見つけ出していく作業。非常にいい雰囲気で、互いに手をとりあって協力していけるいいキックオフになった」

動き出した武内新市長。

まずは福岡市との新たな関係強化で、北九州市が抱える様々な問題の解決への第一歩を踏み出しました。

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