国道を横断していた 男性（９０）が車にはねられ死亡　信号機・横断歩道なし　福岡・北九州市

５日夜、福岡県北九州市で、国道を横断していた男性（９０）が、車にはねられ亡くなりました。

５日午後８時４５分ごろ、北九州市八幡西区木屋瀬東の国道２００号線で、普通乗用車を運転していた女性（２７）から、「車と歩行者の事故」と１１０番通報がありました。

八幡西警察署によりますと、直方方向から走ってきたこの車が、国道を横断していた男性をはねました。

はねられたのは、近くに住む杉野哲也さん（９０）で、病院に搬送されましたが、およそ２時間半後に死亡が確認されました。

車を運転していた女性に、けがはありませんでした。

現場は信号機や横断歩道のない、片側１車線の見通しの良い直線道路で、警察は、車を運転していた女性から当時の状況を聴くなどして、事故の原因を詳しく調べています。