5時間前
全国にわずか4台…水素の燃料電池で走る大型トラック 販売価格は1億6000万円程度と試算 二酸化炭素排出せず 福岡で試乗会
暮らし
4時間前
二酸化炭素を出さず水素エネルギーのFC=燃料電池で走行する大型トラックの試乗会が16日、福岡県大野城市で行われました。
◆記者リポート
「水素エネルギーのFC大型トラックがやってきました。普段見かけるトラックと見た目は変わりませんが、走行音はかなり静かです」
大野城市の西鉄自動車学校で開かれた水素エネルギーのFC=燃料電池で走行する大型トラックの試乗会。
県内の運送業界からドライバーなど約60人が参加しました。
FC大型トラック(11トン)は現在全国に4台しかなく一般販売されていませんが、来年度末には実証実験が始まり約100台が全国で走行する予定だということです。
Q.乗り心地は?
◆試乗したドライバー
「ディーゼルエンジンと比べて音が全くなくて、住民で夜中走る時に騒音で悩んでいる人もいると思うので、静かな車がいいのかなと思う」
一方、一足早く稼働しているのが、3トンのFC小型トラックです。
福岡県内では12台が走っているといいます。
記者が実際に乗り心地を試してみました。
◆記者リポート
「いい加速ですね。気持ちいい。だんだん上達してきている気がしていますね」
◆教官
「そうですね」
試乗を終えた記者は…。
◆記者
「スピードを上げるときも非常にスムーズに速度が上がっていって、これなら私もトラックドライバーになれるんじゃないかと勘違いするくらいでした」
現在、県内で走行しているFC小型トラックは、乗用車が使用する水素ステーションでも補充することが可能ですが、大型トラックにになると現在の施設では対応できず、新たなステーションを整備する必要が出てくるといいます。
◆CJPT 奥山理志プロジェクトリーダー
「車の価格が高い、それから水素ステーションが少ない。FCトラックなどが増えればカーボンニュートラル社会作りに貢献していくわけなので増えるように努力している」
カーボンニュートラルの実現に向けて、新たなエネルギーとして期待される水素。
福岡県は国の水素利活用拠点として選ばれるように取り組みを進めていて、こうした試乗会などを通して水素エネルギーへの県民の理解を深めたいとしています。
■普及には高価格がネック 水素ステーションの整備も必要
自動車が排出する二酸化炭素のうち約3割は大型トラックから排出されていて、これを削減するためには水素で動く燃料電池トラックがどれだけ普及するがカギとなっています。
一方で、水素燃料電池の大型トラックは高額で、国の試算では販売価格が1台1億6000万円程度になると見られています。
このうち約1億円は国から助成金が出る見込みで、さらに自治体が2000~3000万円を負担できれば従来のディーゼルトラックと同じような価格で購入できるということです。
普及に向けては、これに加えて大型トラックに対応した水素ステーションを多数作ることも必要だということです。
◆記者リポート
「水素エネルギーのFC大型トラックがやってきました。普段見かけるトラックと見た目は変わりませんが、走行音はかなり静かです」
大野城市の西鉄自動車学校で開かれた水素エネルギーのFC=燃料電池で走行する大型トラックの試乗会。
県内の運送業界からドライバーなど約60人が参加しました。
FC大型トラック(11トン)は現在全国に4台しかなく一般販売されていませんが、来年度末には実証実験が始まり約100台が全国で走行する予定だということです。
Q.乗り心地は?
◆試乗したドライバー
「ディーゼルエンジンと比べて音が全くなくて、住民で夜中走る時に騒音で悩んでいる人もいると思うので、静かな車がいいのかなと思う」
一方、一足早く稼働しているのが、3トンのFC小型トラックです。
福岡県内では12台が走っているといいます。
記者が実際に乗り心地を試してみました。
◆記者リポート
「いい加速ですね。気持ちいい。だんだん上達してきている気がしていますね」
◆教官
「そうですね」
試乗を終えた記者は…。
◆記者
「スピードを上げるときも非常にスムーズに速度が上がっていって、これなら私もトラックドライバーになれるんじゃないかと勘違いするくらいでした」
現在、県内で走行しているFC小型トラックは、乗用車が使用する水素ステーションでも補充することが可能ですが、大型トラックにになると現在の施設では対応できず、新たなステーションを整備する必要が出てくるといいます。
◆CJPT 奥山理志プロジェクトリーダー
「車の価格が高い、それから水素ステーションが少ない。FCトラックなどが増えればカーボンニュートラル社会作りに貢献していくわけなので増えるように努力している」
カーボンニュートラルの実現に向けて、新たなエネルギーとして期待される水素。
福岡県は国の水素利活用拠点として選ばれるように取り組みを進めていて、こうした試乗会などを通して水素エネルギーへの県民の理解を深めたいとしています。
■普及には高価格がネック 水素ステーションの整備も必要
自動車が排出する二酸化炭素のうち約3割は大型トラックから排出されていて、これを削減するためには水素で動く燃料電池トラックがどれだけ普及するがカギとなっています。
一方で、水素燃料電池の大型トラックは高額で、国の試算では販売価格が1台1億6000万円程度になると見られています。
このうち約1億円は国から助成金が出る見込みで、さらに自治体が2000~3000万円を負担できれば従来のディーゼルトラックと同じような価格で購入できるということです。
普及に向けては、これに加えて大型トラックに対応した水素ステーションを多数作ることも必要だということです。
二酸化炭素を出さず水素エネルギーのFC=燃料電池で走行する大型トラックの試乗会が16日、福岡県大野城市で行われました。
◆記者リポート
「水素エネルギーのFC大型トラックがやってきました。普段見かけるトラックと見た目は変わりませんが、走行音はかなり静かです」
大野城市の西鉄自動車学校で開かれた水素エネルギーのFC=燃料電池で走行する大型トラックの試乗会。
県内の運送業界からドライバーなど約60人が参加しました。
FC大型トラック(11トン)は現在全国に4台しかなく一般販売されていませんが、来年度末には実証実験が始まり約100台が全国で走行する予定だということです。
「水素エネルギーのFC大型トラックがやってきました。普段見かけるトラックと見た目は変わりませんが、走行音はかなり静かです」
大野城市の西鉄自動車学校で開かれた水素エネルギーのFC=燃料電池で走行する大型トラックの試乗会。
県内の運送業界からドライバーなど約60人が参加しました。
FC大型トラック(11トン)は現在全国に4台しかなく一般販売されていませんが、来年度末には実証実験が始まり約100台が全国で走行する予定だということです。
Q.乗り心地は?
◆試乗したドライバー
「ディーゼルエンジンと比べて音が全くなくて、住民で夜中走る時に騒音で悩んでいる人もいると思うので、静かな車がいいのかなと思う」
◆試乗したドライバー
「ディーゼルエンジンと比べて音が全くなくて、住民で夜中走る時に騒音で悩んでいる人もいると思うので、静かな車がいいのかなと思う」
一方、一足早く稼働しているのが、3トンのFC小型トラックです。
福岡県内では12台が走っているといいます。
記者が実際に乗り心地を試してみました。
◆記者リポート
「いい加速ですね。気持ちいい。だんだん上達してきている気がしていますね」
◆教官
「そうですね」
試乗を終えた記者は…。
◆記者
「スピードを上げるときも非常にスムーズに速度が上がっていって、これなら私もトラックドライバーになれるんじゃないかと勘違いするくらいでした」
現在、県内で走行しているFC小型トラックは、乗用車が使用する水素ステーションでも補充することが可能ですが、大型トラックにになると現在の施設では対応できず、新たなステーションを整備する必要が出てくるといいます。
福岡県内では12台が走っているといいます。
記者が実際に乗り心地を試してみました。
◆記者リポート
「いい加速ですね。気持ちいい。だんだん上達してきている気がしていますね」
◆教官
「そうですね」
試乗を終えた記者は…。
◆記者
「スピードを上げるときも非常にスムーズに速度が上がっていって、これなら私もトラックドライバーになれるんじゃないかと勘違いするくらいでした」
現在、県内で走行しているFC小型トラックは、乗用車が使用する水素ステーションでも補充することが可能ですが、大型トラックにになると現在の施設では対応できず、新たなステーションを整備する必要が出てくるといいます。
◆CJPT 奥山理志プロジェクトリーダー
「車の価格が高い、それから水素ステーションが少ない。FCトラックなどが増えればカーボンニュートラル社会作りに貢献していくわけなので増えるように努力している」
「車の価格が高い、それから水素ステーションが少ない。FCトラックなどが増えればカーボンニュートラル社会作りに貢献していくわけなので増えるように努力している」
カーボンニュートラルの実現に向けて、新たなエネルギーとして期待される水素。
福岡県は国の水素利活用拠点として選ばれるように取り組みを進めていて、こうした試乗会などを通して水素エネルギーへの県民の理解を深めたいとしています。
■普及には高価格がネック 水素ステーションの整備も必要
自動車が排出する二酸化炭素のうち約3割は大型トラックから排出されていて、これを削減するためには水素で動く燃料電池トラックがどれだけ普及するがカギとなっています。
一方で、水素燃料電池の大型トラックは高額で、国の試算では販売価格が1台1億6000万円程度になると見られています。
このうち約1億円は国から助成金が出る見込みで、さらに自治体が2000~3000万円を負担できれば従来のディーゼルトラックと同じような価格で購入できるということです。
普及に向けては、これに加えて大型トラックに対応した水素ステーションを多数作ることも必要だということです。
福岡県は国の水素利活用拠点として選ばれるように取り組みを進めていて、こうした試乗会などを通して水素エネルギーへの県民の理解を深めたいとしています。
■普及には高価格がネック 水素ステーションの整備も必要
自動車が排出する二酸化炭素のうち約3割は大型トラックから排出されていて、これを削減するためには水素で動く燃料電池トラックがどれだけ普及するがカギとなっています。
一方で、水素燃料電池の大型トラックは高額で、国の試算では販売価格が1台1億6000万円程度になると見られています。
このうち約1億円は国から助成金が出る見込みで、さらに自治体が2000~3000万円を負担できれば従来のディーゼルトラックと同じような価格で購入できるということです。
普及に向けては、これに加えて大型トラックに対応した水素ステーションを多数作ることも必要だということです。
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