久原本家グループのレストラン「茅乃舎」　開業以来初の屋根ふき替え　地元住民など招き見学会　福岡・久山町

福岡県久山町にある久原本家グループのレストラン「御料理茅乃舎」が、屋根の「かや」をふき替える作業の見学会を開きました。

茅乃舎の屋根の「かや」がふき替えられるのは２００５年の開業以来初めてで、２９日の見学会には、地元住民などおよそ２０人が招かれました。

古くから日本で親しまれる「かやぶき屋根」はユネスコの無形文化遺産に登録されていて、この茅乃舎の屋根は西日本最大級です。

今回使われる「かや」は熊本県の阿蘇で収穫されたもので、重さは、およそ１６トン。

ふき替え作業は、全て職人たちの手で行われます。

◆参加者
「隙間と重みと全てが、計算というよりも感覚的なものでやられているっていうのがすごいです」

このふき替え作業は、今年５月ごろに完了する予定だということです。