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田川市長の“不倫相手”女性「セクハラ受けた」申し立て 上司と部下の力関係「断れず交際に至った」公平委員会に改善措置求める 福岡

政治・行政

2025/03/31 18:15

福岡県田川市の村上卓哉市長と不倫関係にあったとされる秘書の女性が31日、村上市長からセクハラ被害を受けていたと市の公平委員会に申し立てました。

田川市の村上市長は去年11月と今年1月に公務で出張した際、市職員である秘書の女性(50代)をホテルの部屋に招き入れるなど不適切な行為があり、その後の会見で、女性とは不倫関係にあったと謝罪しました。

これに対し女性側の弁護士は31日、会見を開き、村上市長からセクハラ被害を受けていたとして、市の公平委員会に申し立てを行ったことを明らかにしました。
女性は陳述書の中で、2年前から村上市長にしつこく会食に誘われ、飲食店の個室内で抱きつかれたりカラオケの個室内でキスをされたりするなどのセクハラ被害にあっていたとした上で、「結婚はできないが、今後の人生を一緒に過ごしたい」などと言い寄られ、上司と部下という力関係の中で断ることができずに交際に至ったとしています。

女性は現在、休職していて、公平委員会にセクハラが発生しないための改善措置として、第三者調査委員会の設置と市長などの特別職を対象としたハラスメント対策条例案を議会に提出するよう求めています。

これに対し村上市長は「記者会見の内容を把握していないため、本日はコメントを差し控えさせていただきます」としています。

公平委員会は、職員の利益保護と公正な人事権の行使を保障するための機関で、女性側の書類を31日に受理し今後審理するということです。

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