高校生に“カバンぶつける暴行”　大学准教授の59歳男を現行犯逮捕　すれ違いざまに女性ら狙われる被害相次ぐ中　「相手がぶつかってきた」と否認　福岡

福岡市早良区の路上で、自転車で通行していた高校生に持っていたバッグをぶつける暴行を加えたとして、大学の准教授の男が現行犯逮捕されました。

逮捕されたのは、西南学院大学（福岡市）の准教授・平木真朗容疑者（59）です。

早良警察署によりますと、平木容疑者は、2日午前8時20分ごろ、福岡市早良区西新の路上で、自転車で通行していた男子高校生（17）に持っていたカバンをぶつける暴行を加えたということです。

現場付近では、去年10月ごろから、女性を中心にすれ違いざまに男からカバンを当てられる被害が相次ぎ、去年11月には自転車で走行していた男性が男にカバンをぶつけられて転倒し腕や足から出血するケガをしていて、相談を受けた警察が捜査していました。

調べに対し、平木容疑者は「相手がぶつかってきた」などと否認しているということです。

逮捕を受けて、西南学院大学は「2025年4月2日、本学教員が暴行容疑で現行犯逮捕されました。本学としては、教員の逮捕を厳粛に受け止めており、本件に関する当局の捜査状況を踏まえ対応をすすめてまいります。今後、学生が安心して学生生活を送れるよう、最大限尽力してまいります。」とコメントを出しています。