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九州の食の魅力を世界へ「フードエキスポ九州」 過去最多300の企業と団体が出展 国内外からバイヤー訪れる 10月9日まで 福岡市

暮らし

3時間前

九州の食の魅力を世界へ発信する商談会が8日、福岡市で始まりました。

国の内外から多くのバイヤーが訪れています。



もつ鍋店が作るぷりぷりのモツが入った熱々の肉まん…ならぬ「もつ萬」に、あまおうやラムネなど色とりどりの鮮やかな「ご褒美だんご」。



福岡国際センターで8日に開幕した「フードエキスポ九州」。

国内や海外に九州、沖縄、山口の農水産物や加工食品を売り込もうと、過去最多の約300の企業と団体が出展しています。



長浜鮮魚市場から仕入れた新鮮な魚を9月から台湾に輸出している「アキラ水産」は、中国が日本の水産物の輸入を段階的に再開する動きがある中、更なる販路拡大を目指しています。

◆アキラ水産 加工事業部 山崎勝裕 部長
「台湾で販売してみて、日本の安全安心な魚は受け入れられると思う。台湾だけではなくて香港(に輸出する)という話もあるので、積極的に日本の魚を広げていきたい」



また、歴史的な円安にも期待を高めています。

◆アキラ水産 加工事業部 山崎勝裕 部長
「買いやすい値段になっているので、今後もリピートはあると思う」



「カカオ研究所」は、有明産のノリを練りこんだ板チョコなどのお菓子を製造・販売しています。

◆ディレクター
「いただきます。磯の香が不思議な感じ。塩も効いているんですね。おいしいです。大人のチョコレートという感じですね」

オリジナル商品で固定客をつかんでいますが、「ビーンショック」といわれる世界的なカカオ豆の価格高騰と円安が逆風になっているそうです。



◆カカオ研究所 深堀剛 副社長
「だいぶん高くなっている。安い豆だと4~5倍ぐらいになっていたり、円安で(海外から)原料を買うことが大変で、それをすぐに製品の価格に転嫁できるかというと、できない。逆に円安が、我々としてはデメリットとして働いている状況」

しかし、海外進出を目指しチャンスを狙っているといいます。

◆カカオ研究所 深堀剛 副社長
「アジアの豆を日本の技術を使ってよりおいしいもの、より安全性の高いものにして世界に届けたいというのは元々の概念としてあるので、将来的には輸出を(していきたい)」



一方で、訪れたバイヤーもビジネスチャンスと捉えているようです。

◆日本食販売(タイから)
「円安で購買価格が下がるので、お客さんにとっていい影響です。ビジネスチャンスです」

◆小売業(上海から)
「円安で値段的にも買い付けしやすいし、市場では小売り価格も少し下げられるので、日本の商品はチャンスがあると思います。(水産物は)もし完全に解禁になるなら、すごくいい情報です。上海の消費者は受け入れると思います」
九州の食の魅力を世界へ発信する商談会が8日、福岡市で始まりました。

国の内外から多くのバイヤーが訪れています。
もつ鍋店が作るぷりぷりのモツが入った熱々の肉まん…ならぬ「もつ萬」に、あまおうやラムネなど色とりどりの鮮やかな「ご褒美だんご」。
福岡国際センターで8日に開幕した「フードエキスポ九州」。

国内や海外に九州、沖縄、山口の農水産物や加工食品を売り込もうと、過去最多の約300の企業と団体が出展しています。
長浜鮮魚市場から仕入れた新鮮な魚を9月から台湾に輸出している「アキラ水産」は、中国が日本の水産物の輸入を段階的に再開する動きがある中、更なる販路拡大を目指しています。

◆アキラ水産 加工事業部 山崎勝裕 部長
「台湾で販売してみて、日本の安全安心な魚は受け入れられると思う。台湾だけではなくて香港(に輸出する)という話もあるので、積極的に日本の魚を広げていきたい」
また、歴史的な円安にも期待を高めています。

◆アキラ水産 加工事業部 山崎勝裕 部長
「買いやすい値段になっているので、今後もリピートはあると思う」
「カカオ研究所」は、有明産のノリを練りこんだ板チョコなどのお菓子を製造・販売しています。

◆ディレクター
「いただきます。磯の香が不思議な感じ。塩も効いているんですね。おいしいです。大人のチョコレートという感じですね」

オリジナル商品で固定客をつかんでいますが、「ビーンショック」といわれる世界的なカカオ豆の価格高騰と円安が逆風になっているそうです。
◆カカオ研究所 深堀剛 副社長
「だいぶん高くなっている。安い豆だと4~5倍ぐらいになっていたり、円安で(海外から)原料を買うことが大変で、それをすぐに製品の価格に転嫁できるかというと、できない。逆に円安が、我々としてはデメリットとして働いている状況」

しかし、海外進出を目指しチャンスを狙っているといいます。

◆カカオ研究所 深堀剛 副社長
「アジアの豆を日本の技術を使ってよりおいしいもの、より安全性の高いものにして世界に届けたいというのは元々の概念としてあるので、将来的には輸出を(していきたい)」
一方で、訪れたバイヤーもビジネスチャンスと捉えているようです。

◆日本食販売(タイから)
「円安で購買価格が下がるので、お客さんにとっていい影響です。ビジネスチャンスです」

◆小売業(上海から)
「円安で値段的にも買い付けしやすいし、市場では小売り価格も少し下げられるので、日本の商品はチャンスがあると思います。(水産物は)もし完全に解禁になるなら、すごくいい情報です。上海の消費者は受け入れると思います」

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