【24h】「年収の壁」引き上げ　知事会見＋福岡市長会見

年収１０３万円を超えると所得税が課せられる「１０３万円の壁」を見直した場合、福岡県の服部知事は、年間で最大１千５７７億円の税収減になると明らかにしました。国民民主党が強く主張する「年収１０３万円の壁」をめぐっては政府が今月２２日、引き上げることなどを盛り込んだ新たな経済対策を閣議決定しました。福岡県の服部知事はきょう「年収１０３万円の壁」が１７８万円に引き上げられた場合、県と６０市町村で合わせると個人住民税が年間で最大およそ１千５７７億円減少するとの試算を明らかにしました。服部知事は、年収の壁の撤廃について「手取りを増やし、人手不足を解消するため必要なもの」と賛成する考えを示した上で国に対しては要望もー◆服部知事ＯＮ（約１１秒）１４時３２分くらい「地方の住民のみなさまに対する行政サービスが低下しないようにしっかり国においては財政措置を考えていただきたい」福岡市では年収の壁の引き上げで市税収入の１０パーセントにあたるおよそ４００億円の税収減が見込まれていて、高島市長も「地方に影響が出ないように実行してほしい」としています。