盗んだ「トミカ」1300点超を売却　“万引き”契約社員の男ら6人逮捕　遊興費や借金返済に充てる　福岡など3県で犯行　福岡県警

福岡など3つの県で大量のミニカーなどを万引きした疑いで契約社員の男など6人が逮捕され、福岡県警は総額163万円超の被害を確認して捜査を終えました。

警察によりますと、逮捕されたのは福岡県福津市の契約社員の男（27）など県内に住む17歳から28歳の男6人で、高校生も含まれています。

6人は去年3月から8月にかけて福岡市や北九州市、佐賀県、大分県などのディスカウントストアや商業施設から「トミカ」と呼ばれるミニカーなどの玩具を万引きした疑いで逮捕され、警察は18件（被害総額163万9034円相当）を確認し、このうち9件（被害総額65万2061円相当）を送検して捜査を終えたと発表しました。

調べに対し6人は容疑を認め、このうち契約社員の男は「金に困り、盗んで売却して金を得る目的だった」「遊ぶ金が欲しかった」などと話してるということです。

6人は知人どうしや、さらに別の知人を介してのつながりで、売却されたのはトミカ1360点、レゴ53点、プラレール37点など計1544点に上るということです。

売却で得た金は、生活費や借金返済にも充られたとみられています。