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新たに2地点で目標値超える 地下水からPFAS検出 県が追加調査結果を公表 航空自衛隊芦屋基地の周辺 福岡

政治・行政

2025/05/22 18:05

福岡県芦屋町の航空自衛隊芦屋基地の井戸から健康被害が懸念される有機フッ素化合物「PFAS(ピーファス)」が目標値の30倍の値が検出された問題で、福岡県は22日、周辺の地下水を追加調査した結果、新たに2地点で目標値を超えていたと発表しました。
県によりますと、PFASのうち「PFOS」と「PFOA」の2つの物質について地下水の調査範囲を拡大し、4月に15地点で水質調査を行いました。

その結果、新たに2地点で目標値(1リットルあたり50ナノグラム)を約2倍上回る数値が検出されました。

これまでのところ健康被害は確認されていないということです。

PFASは発がん性があるとされている有機フッ素化合物で、空自芦屋基地の井戸から目標値の30倍が検出され、県が井戸から約500メートル範囲内の地下水を調べたところ5地点が目標値を超えていたため、さらに範囲を広げて調査をしていました。

県は基地周辺で水質のモニタリング調査を続けるとともに、九州防衛局や基地に対し原因究明や対策を求めることにしています。

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