2025/04/18 16:00
新幹線用「長さ150mのレール」 北九州市から北海道まで鉄道輸送 これまで25mずつ切断→初めて長いまま 工期短縮や強度向上につながる
暮らし
2025/04/18 18:00
福岡県北九州市で製造され、北海道新幹線に使用する長さ150メートルのレールの輸送が18日に始まりました。
◆記者リポート
「全長150メートルのまっすぐなレール。カーブもある道中を一体どのようにして北海道まで運ばれるのでしょうか」
福岡県北九州市の日本製鉄が製造した新幹線のレールは、全長150メートルで、50階建てのビルの高さに匹敵します。
そのままの長さで28本を貨物列車に積み込み、札幌への延伸工事が続く北海道新幹線の建設現場まで輸送されます。
18日、北九州市八幡東区で輸送開始を祝う式典が行われ、建設を担う鉄道運輸機構のほか、日本製鉄、JR貨物の関係者が出席しました。
◆日本製鉄 中西謙介 厚板・建材営業部長
「八幡のメンバーを中心に丹精込めてレールを製造させていただきました」
記念すべき一番列車をけん引するのは、引退が迫る最古参の機関車。
この日のために車体から下回りまでピカピカに磨き上げられ、150メートルのレールを図案化した記念のヘッドマークも取り付けられました。
汽笛と共に走り出した貨物列車は、鉄の街・北九州から北海道・長万部を目指します。
関門トンネルをくぐって本州を北上し、青函トンネルを抜けて北海道へ。
移動距離2100キロにも及ぶ長い道のりです。
気になるのは、長さ150メートルのまっすぐなレールが、カーブもある道中をどのように進んでいくのか、ということです。
実は、カーブした線路に合わせて、積荷のレールが大きくしなりながら進んでいきます。
しなやかな鉄の特性と長いレールの真ん中だけを固定する特殊な技術が可能にした輸送法です。
これまでは、長いレールを25メートルずつに切断して運び、現地で溶接して再び1本にしていましたが、荷降ろしの場所など現地の条件が整ったため、長いままでの輸送が可能になりました。
150メートルのレールが青函トンネルを抜けて北海道に運ばれるのは今回が初めてで、溶接が不要な分、工期の短縮や強度の向上にもつながるということです。
◆鉄道・運輸機構 軌道課 寺嶋洋志 課長補佐
「前例のない大きなプロジェクトなので、そういった意味ではすごく感慨深い。安全や品質を保ちながら、(札幌延伸)開業に向けて頑張っていきたい」
北海道へと出発したレール輸送の一番列車は21日に長万部に到着する予定で、今後約400本が鉄道輸送されることになっています。
◆記者リポート
「全長150メートルのまっすぐなレール。カーブもある道中を一体どのようにして北海道まで運ばれるのでしょうか」
福岡県北九州市の日本製鉄が製造した新幹線のレールは、全長150メートルで、50階建てのビルの高さに匹敵します。
そのままの長さで28本を貨物列車に積み込み、札幌への延伸工事が続く北海道新幹線の建設現場まで輸送されます。
18日、北九州市八幡東区で輸送開始を祝う式典が行われ、建設を担う鉄道運輸機構のほか、日本製鉄、JR貨物の関係者が出席しました。
◆日本製鉄 中西謙介 厚板・建材営業部長
「八幡のメンバーを中心に丹精込めてレールを製造させていただきました」
記念すべき一番列車をけん引するのは、引退が迫る最古参の機関車。
この日のために車体から下回りまでピカピカに磨き上げられ、150メートルのレールを図案化した記念のヘッドマークも取り付けられました。
汽笛と共に走り出した貨物列車は、鉄の街・北九州から北海道・長万部を目指します。
関門トンネルをくぐって本州を北上し、青函トンネルを抜けて北海道へ。
移動距離2100キロにも及ぶ長い道のりです。
気になるのは、長さ150メートルのまっすぐなレールが、カーブもある道中をどのように進んでいくのか、ということです。
実は、カーブした線路に合わせて、積荷のレールが大きくしなりながら進んでいきます。
しなやかな鉄の特性と長いレールの真ん中だけを固定する特殊な技術が可能にした輸送法です。
これまでは、長いレールを25メートルずつに切断して運び、現地で溶接して再び1本にしていましたが、荷降ろしの場所など現地の条件が整ったため、長いままでの輸送が可能になりました。
150メートルのレールが青函トンネルを抜けて北海道に運ばれるのは今回が初めてで、溶接が不要な分、工期の短縮や強度の向上にもつながるということです。
◆鉄道・運輸機構 軌道課 寺嶋洋志 課長補佐
「前例のない大きなプロジェクトなので、そういった意味ではすごく感慨深い。安全や品質を保ちながら、(札幌延伸)開業に向けて頑張っていきたい」
北海道へと出発したレール輸送の一番列車は21日に長万部に到着する予定で、今後約400本が鉄道輸送されることになっています。
福岡県北九州市で製造され、北海道新幹線に使用する長さ150メートルのレールの輸送が18日に始まりました。
◆記者リポート
「全長150メートルのまっすぐなレール。カーブもある道中を一体どのようにして北海道まで運ばれるのでしょうか」
◆記者リポート
「全長150メートルのまっすぐなレール。カーブもある道中を一体どのようにして北海道まで運ばれるのでしょうか」
福岡県北九州市の日本製鉄が製造した新幹線のレールは、全長150メートルで、50階建てのビルの高さに匹敵します。
そのままの長さで28本を貨物列車に積み込み、札幌への延伸工事が続く北海道新幹線の建設現場まで輸送されます。
そのままの長さで28本を貨物列車に積み込み、札幌への延伸工事が続く北海道新幹線の建設現場まで輸送されます。
18日、北九州市八幡東区で輸送開始を祝う式典が行われ、建設を担う鉄道運輸機構のほか、日本製鉄、JR貨物の関係者が出席しました。
◆日本製鉄 中西謙介 厚板・建材営業部長
「八幡のメンバーを中心に丹精込めてレールを製造させていただきました」
◆日本製鉄 中西謙介 厚板・建材営業部長
「八幡のメンバーを中心に丹精込めてレールを製造させていただきました」
記念すべき一番列車をけん引するのは、引退が迫る最古参の機関車。
この日のために車体から下回りまでピカピカに磨き上げられ、150メートルのレールを図案化した記念のヘッドマークも取り付けられました。
この日のために車体から下回りまでピカピカに磨き上げられ、150メートルのレールを図案化した記念のヘッドマークも取り付けられました。
汽笛と共に走り出した貨物列車は、鉄の街・北九州から北海道・長万部を目指します。
関門トンネルをくぐって本州を北上し、青函トンネルを抜けて北海道へ。
移動距離2100キロにも及ぶ長い道のりです。
関門トンネルをくぐって本州を北上し、青函トンネルを抜けて北海道へ。
移動距離2100キロにも及ぶ長い道のりです。
気になるのは、長さ150メートルのまっすぐなレールが、カーブもある道中をどのように進んでいくのか、ということです。
実は、カーブした線路に合わせて、積荷のレールが大きくしなりながら進んでいきます。
しなやかな鉄の特性と長いレールの真ん中だけを固定する特殊な技術が可能にした輸送法です。
実は、カーブした線路に合わせて、積荷のレールが大きくしなりながら進んでいきます。
しなやかな鉄の特性と長いレールの真ん中だけを固定する特殊な技術が可能にした輸送法です。
これまでは、長いレールを25メートルずつに切断して運び、現地で溶接して再び1本にしていましたが、荷降ろしの場所など現地の条件が整ったため、長いままでの輸送が可能になりました。
150メートルのレールが青函トンネルを抜けて北海道に運ばれるのは今回が初めてで、溶接が不要な分、工期の短縮や強度の向上にもつながるということです。
150メートルのレールが青函トンネルを抜けて北海道に運ばれるのは今回が初めてで、溶接が不要な分、工期の短縮や強度の向上にもつながるということです。
◆鉄道・運輸機構 軌道課 寺嶋洋志 課長補佐
「前例のない大きなプロジェクトなので、そういった意味ではすごく感慨深い。安全や品質を保ちながら、(札幌延伸)開業に向けて頑張っていきたい」
北海道へと出発したレール輸送の一番列車は21日に長万部に到着する予定で、今後約400本が鉄道輸送されることになっています。
「前例のない大きなプロジェクトなので、そういった意味ではすごく感慨深い。安全や品質を保ちながら、(札幌延伸)開業に向けて頑張っていきたい」
北海道へと出発したレール輸送の一番列車は21日に長万部に到着する予定で、今後約400本が鉄道輸送されることになっています。