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駐在所の警察官(61)を懲戒免職…妻の業務協力日数を水増しし約40万円だまし取ったか 勤務中にスマホで競艇のネット投票も 福岡県警

事件・事故

3時間前

福岡県の豊前警察署管内の駐在所に勤務する警察官が、家族が業務に協力した際に支払われる報償金をめぐってうその内容を記した書類を作って申請し、約40万円をだまし取ったとして懲戒免職となりました。

懲戒免職処分を受けたのは豊前警察署の男性警部補(61)です。

県警監察官室によりますと、男性警部補は今年1月から5月まで5回にわたり、妻が駐在所の業務に協力した日数を水増ししたうその文書を作って申請し、協力家族報償金の名目であわせて39万5000円をだまし取った疑いがもたれています。

7月にも同じ手口でだまし取ろうとして発覚したということです。

男性警部補はこのほか、2022年4月から6月にかけて384回、勤務中にもかかわらず自分のスマートフォンで競艇のインターネット投票に興じたということです。

男性警部補は24日、詐欺や虚偽有印公文書作成などの疑いで書類送検されました。

男性警部補は「取り返しの付かないことをしてしまい深く反省している」と話しているということです。

このほか県警は、今年7月から8月にかけて10回にわたり福岡市早良区で警ら用のバイクを無免許運転したとして早良警察署の男性巡査(24)を停職3か月の懲戒処分にしました。

男性巡査は警察学校に入校当時、交番勤務な必要な二輪免許を持っておらず、早良警察署に配属された後も免許がないことを隠して運転していたということです。

男性巡査は「発覚しなければ問題ないだろうという考えから無免許運転を繰り返していた」などと話しているということです。

県警監察官室の土谷武紀首席監察官は「事実関係を踏まえ、厳正に処分いたしました。県民の皆様に対して、深くお詫び申し上げます。職員の業務管理及び指導・教養を徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。

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