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“財務省関係者”に現金手渡し…約3500万円だまし取られる 警察官や検事を名乗る男からの電話の話を信じ込み 70代の男性が被害 山口

事件・事故

5時間前

「あなたの口座に被害金が流れた疑いがある」など警察官や検事を名乗る男らからの電話の話を信じ込み、山口市の男性が現金約3500万円をだまし取られる被害にあっていたことが7日、わかりました。

財務省関係者を名乗る男に現金を手渡して、だまし取られたということです。

山口警察署によりますと3月20日、山口市の無職の男性(70代)の自宅の固定電話にデジタル庁通信監理局の職員を名乗る男から電話があり「あなたの個人情報が漏れて、あなた名義の携帯電話が契約されている」「新宿警察署が捜査しているので電話を警察官とかわる」などと言われました。

その後、新宿警察署の警察官のカツラギと名乗る男からSNSでのやり取りを指示され、警察手帳や逮捕状のような画像を見せられ「あなたの口座に被害金が流れた容疑がある」「検事のイシハラに連絡してください」などと言われ、さらに検事のイシハラと名乗る男から「お金を確認する必要がある」「お金は財務省で預かるが身の潔白が明らかになれば返還する」「財務省関係者のタカハシがお金を取りに行く」などと言われました。

話を信じた男性は3月26日、山口市内で財務省関係者のタカハシと名乗る男に2回にわたり現金を手渡し、だまし取られたということです。

警察はニセ電話詐欺事件として調べています。

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